観光・文化・スポーツ

名所・史跡の紹介

豊かな自然環境に恵まれ、太古の昔から人間の生活の場となってきた土浦には、先人の足跡が数多く残されています。すぐれた文化遺産、歴史をしのばせる伝説の地や旧水戸街道、都市の喧騒の影にひっそりと息づく史跡の数々。また、路地裏の落ち着いた家並みなど、遠い昔を想いながら旧街道や路地裏をそぞろ歩きしてはいかがですか。

 

亀城公園(土浦市中央一丁目13

江戸時代に築かれた土浦城のうち,本丸・二の丸跡にあたる部分が公園として整備されました。当時は何重もの掘り割りの中の本丸が水に浮かぶ亀の姿に似ていたことから「亀城」と呼ばれるようになりました。櫓門は、現存する櫓門としては関東地方唯一のもので、公園の象徴になっています。ほかにも復元された東・西櫓や本丸広場、県指定天然記念物のシイの木などがあります。

      

 

土浦市立博物館(土浦市中央一丁目15-18 TEL.029-824-2928

亀城公園に隣接し、土浦城二ノ丸跡に建てられています。土浦の歴史を紹介する常設展示室のほか、土浦の歴史からさまざまなテーマを選び、関連した歴史資料を展示する企画展や特別展を開催しています。また、子どもたちがビデオやパソコンなどで楽しみながら学べるような工夫もしています。

      

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上高津貝塚ふるさと歴史の広場(土浦市上高津1843 TEL.029-826-7111

縄文時代後・晩期の貝塚で、霞ヶ浦沿岸最大規模です。土偶や土器、骨角器などが発掘されたこの貝塚は、保存状態も良く、昭和52年に国の史跡指定を受けました。隣接する考古資料館には、これらの出土品が展示されています。

      

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土浦まちかど「蔵」(土浦市中央一丁目

土浦まちかど蔵「大徳」・「野村」は、江戸時代より土浦の商業の中心地として栄えた中城通りに位置します。旧水戸街道の宿場町として発展したこの界隈には、県指定の文化財や、寺社仏閣などの江戸情緒を残す建物が集積し、歴史的な雰囲気を醸し出しています。まちかど蔵「大徳」は、江戸時代末期からの商家・呉服商「大徳」の見世蔵・袖蔵・元蔵・向蔵を改装し特産品の販売や郷土資料のされた蔵で、市民交流の場としての開放や、民俗・展示、観光案内などをしています。まちかど蔵「野村」は、大徳と向かい合う江戸後期から明治初期に建造された蔵で、市民交流の場としての開放や、レンガ蔵を改装した喫茶店として活用しています。

      

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小町の館(土浦市小野491 TEL.029-862-1002

平安時代の六歌仙の一人で、絶世の美女とうたわれた小野小町がこの地に残した伝説を広めようとして造られました。小町の館には展示室、囲炉裏の間、ふれあいホール、そば処小町庵などがあります。また、広場内には県内最大級の水車小屋があり、ドライブの休憩ポイントとしてもおすすめです。

         小町体験館

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旧制土浦中学校本館(土浦市真鍋四丁目4-2

明治37年(1904)、日本でも数少ない木造洋風建築物として建てられた旧制土浦中学校本館は、現在の土浦第一高等学校にあります。荘厳なゴシック様式による直線的な正面構成に特色があり、国指定重要文化財として全国的にも貴重な建物です。

 

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郁文館正門(土浦市文京町3-8

郁文館は、文武両道修練の場として土浦藩第七代藩主土屋英直によってつくられました。はじめは土浦城内にありましたが、天保10年(1839)に現在の場所に移されました。廃藩後は、化成館、新治師範学校、茨城師範土浦分校として変遷しましたが、昭和10年に正門を残して取り壊されました。現在の正門は昭和62年に解体修理されたものです。

   

 

武者塚古墳(土浦市上坂田

7世紀後半の円墳で、古代人の髪型「みずら」や埋葬された人骨、鉄柄付青銅製杓など極めて貴重な副葬品が、国内で初めて出土しました。現在は、石室を保護するための覆家が建てられ、一般公開しています。

      

 

清滝寺(土浦市小野1151

706年、この寺の背後の山に創建されたと伝えられ、大同2年(807)徳一上人によって現在地に移されたといわれています。坂東三十三箇所第26番札所であり、清滝観音とも称されています。

      

 

東城寺(土浦市東城寺650

山門から続く木々に覆われた参道と石段を上がると、延暦15年(796)、桓武天皇が最澄の弟子最仙に建立させた勅願寺の東城寺にたどり着きます。当初は常陸国における天台宗の拠点のひとつでしたが、鎌倉時代初期小田氏の尊崇を受け真言宗に改められました。

      

 

法雲寺(土浦市高岡1890

足利尊氏が常陸国守護小田治久に命じて建立した勅願寺で、城郭造りの境内で知られている古刹です。国や県指定の文化財が数多く残されています。

   

 

等覚寺の銅鐘(土浦市大手町4-16

元和8年(1622)、徳川秀忠が訪れたといわれる由緒ある寺。常陸三古鐘のひとつで、建永の年号、筑後入道尊念(小田氏の祖である八田知家)鋳顕極楽寺鐘の文字が刻まれており、国指定重要文化財になっています。

   

 

般若寺の銅鐘(土浦市宍塚1461

常陸三古鐘のひとつで、健治元年(1275)僧源海が大勧進となり、丹治久友・千門重延が鋳造したことから国指定重要文化財になっていて、在銘古鐘として全国的にも貴重なものです。

   

 

常福寺の薬師如来坐像(土浦市下高津二丁目10-22

常福寺の薬師如来坐像は、薬壷を持った薬師如来で、千年を越えるといわれています。国指定重要文化財で、温雅な面相や容姿などにいわゆる藤原仏の特色が見られます。

   

 

矢口家住宅(土浦市中央一丁目6-13

旧水戸街道にある県指定文化財の矢口家住宅は、蔵造母屋と店蔵が並んだ貴重な町屋建築です。ここでは、江戸時代の雰囲気を味わうことができます。

矢口家住宅(新)

 

冨岡家住宅(土浦市白鳥町602

元禄末期頃のものと思われる庄屋建築の建物で、今も住居として使われている県指定文化財です。藩主が領地見回りの際、休息の宿に利用した県内有数の優れた民家で、大きな茅葺き屋根が風格を漂わせています。

 

前野家住宅(土浦市永井694

文化3年(1806)に建てられた代々名主を継承した旧家で、県指定有形文化財です。直屋(すごや)型の建物は、江戸時代の農家建築様式を代表するもので、当時の家晋請付笛覚帳も残されています。

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土浦市の名所・史跡の紹介は、土浦市観光協会ホームページでもご覧いただけます。

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このページに関するお問い合わせは商工観光課 観光物産係です。

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電話番号:029-826-1111(代) 内線2705・2706

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