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　新年明けましておめでとうございます。
　今年は、土浦市が誕生して70年の節目の年を迎えました。
　市民の皆様とともに喜びを分かち合えるよう、記憶に残る記念の年となるような様々な記念イベントを企画していきたいと考えておりますので、一人でも多くの市民の皆様のご参加をおねがいします。
　さて、1昨年からのリーマン・ブラザースの破綻による米国発世界同時不況に見舞われる中、その後、景気は持ち直しの兆しがありましたが、ドバイ・ショック、円高、デフレスパイラル等々の懸念材料が発生し、現在も先行きに予断を許さない状況であります。
　また、政局においては、55年体制が完全崩壊し、新政権が誕生いたしました。
　そのような中、国の平成22年度予算案が年末ぎりぎりの25日に示されたところであります。
　また、明日の安心と成長のための緊急経済対策を進めるため、地方公共団体によるきめ細かなインフラ整備を支援する交付金などを、まもなく開会されます通常国会に第2次補正予算として提出されることとなっております。
　政治・経済共に先行きの不透明な幕開けとなりました。
　本市におきましても、今年度の法人市民税が6億4千万円ほどの減額となるなど、市税全体では、7億円以上の影響があると見込まれております。
　また、新年度の予算編成につきましては、現在、鋭意作業を進めておりますが、企業収益の大幅な減益によりまして、法人市民税が、21年度予算より減額になると見込まれており、歳入の根幹であります市税全体で約6億6千万円の減収になると予想しております。
　このような中、新年度は、市制70周年を迎え、私にとりましても、2期目の折り返しとなりますことから、喫緊の課題であります市民の安心・安全、身近な生活環境や、少子・高齢化に対応する施策など増大する行政需要への対応や医療や地球温暖化対策、駅北開発などの基盤づくりを進める必要があると考えております。
　職員とともに知恵を絞り、汗を流して、創意工夫に努めながら、しっかりと足元を固め、市政運営に当たってまいりますので、ご支援ご協力をいただきたいと存じます。　　

平成22年1月4日（月曜日）定例記者会見　　
・ どんど焼き
・ 第56回文化財防火デー　防火訓練
・ 平成22年土浦市成人式

どんど焼き
　｢どんど焼き｣は、日本各地で小正月に行われている火祭りで、家々のしめ飾りや門松などを１か所に集めて燃やし、1年間の健康と豊作を祈る年中行事の一つとされているものでございます。
　土浦地方では、どんど焼きのことを「鳥追い」、また、「ワーホイ」とも呼んでいました。
　日本各地で行われていた、昔からの伝統行事も、高度経済成長とともに少なくなってしまい、市内でも見ることができなくなってしまった時期もございましたが、伝統行事の継承を目的に、昭和55年頃に、教育普及活動の一環として復活し、以来、今日まで続いています。
　毎年、幼児からお年寄りまで、500人もの市民が参加して盛大に開催しているところでございます。

第56回文化財防火デー　防火訓練
　この訓練は昭和24年1月26日に発生した法隆寺の火災で、国宝の金堂壁画が焼損したことを契機として、文化財を火災から守ろうという世論により、昭和30年からこの日を「文化財防火デー」と定め消防訓練を行うなど、毎年、全国的に文化財防火運動が展開されています。
　市では、この日に先駆けて、文化財保護と防火意識を高めるため、今年は中村西根地区の「鹿島神社」において防火訓練を実施するものです。
　この鹿島神社は、建物の本殿・拝殿・鳥居が市指定文化財となっております。
　当日は、東小学校の児童を始め、地区住民や神社氏子、文化財愛護の会などの皆さんの参加をいただき、通報訓練や初期消火として、バケツリレー、消火器による消火訓練、また消防車両による放水訓練などを実施いたします。

平成22年土浦市成人式
　本市では、新成人の新しい門出を祝福するとともに将来の活躍を心から期待いたしまして、1月10日の日曜日、午後1時30分から土浦市民会館大ホールにて成人式を開催をいたします。
　対象者は、平成元年4月2日から平成2年4月1日の間に出生された方で、男性　768名　　女性　662名　　計　1,430名となっております。
　成人式は、第1部が式典、第2部がアトラクションとなっております。
　第2部は、市内8中学校から新成人48名（各中学校毎に男女各3名）の推薦をいただき成人式の運営委員会を構成し、アトラクションの企画・運営を行っております。
　また、式典の司会・ピアノの伴奏も成人式の運営委員の中から選出し、担当いたします。　
　第1部の式典・第2部のアトラクションの後、各中学校区ごとに集合写真を撮影し、記念品として後日郵送により全員に贈呈いたします。

• 2010年1月7日
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