市政情報

市長記者会見 平成22年9月6日

平成22年9月6日(月曜日)定例記者会見
土浦市事業仕分け
里親制度による桜の名所づくり事業
証明書の自動交付機導入
新型インフルエンザワクチン接種
土浦市災害ボランティアセンター設置・運営マニュアルの作成
小中学校いばらき木づかい環境整備事業
特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会
第13回土浦薪能
市制施行70周年記念「絵葉書にみる土浦」、「八幡脇遺跡古墳時代の玉・鉄」
平成22年度敬老事業
「土浦市しあわせな猫の飼い方・育て方」冊子発行


市浦市事業仕分け
 開催日時は、9月25日土曜日の午前9時から午後5時までの予定で、土浦保健センター内に、3つの会場を設置し、3班体制で実施いたします。
 仕分け対象の事業は27事業で、これらの選定につきましては、市が実施しております全ての事業の内、複数年継続して実施しているものを対象として抽出したものです。
 仕分けを行うコーディネーターと、仕分け人につきましては、「構想日本」にお願いをいたしますが、仕分け人とは別に市民判定員を設けることといたしました。
 市民判定員は、市の担当者と仕分け人との「やり取り」、「質疑応答」を聞いていただき、事業についての判定をしていただくもので、直接の議論には参加しません。
 市民判定員の選定につきましては、無作為抽出にて、18歳以上の市民1000人に案内状を送付し、希望者を募り承諾をいただいた方で、1班につき、20名前後を予定しております。
 その後の、仕分け人だけの判定と併せて、両方を判定結果といたします。
 なお、仕分けの結果につきましては、それが最終的な市の判断ということではなく、その結果について改めて市として検証し、来年度以降の予算編成の参考にしていくというものです。

里親制度による桜の名所づくり事業
 市民との協働による桜の名所づくりを推進することを目的に、市制施行70周年の記念事業の一つとして、市の花であります「桜」を守り育てる里親を募集するものです。
 里親には、新治運動公園に植樹する桜の苗木の購入、植栽等に要する費用のご負担と植樹いただいた桜の草抜きや水やりなど簡易な管理を行っていただきます。
 応募は、市内在住・在勤・在学の方、又は市内の企業・団体が可能です。
 なお、桜には名前入りプレートを設置しますので、ご結婚された方々や、子供や孫のご誕生などの記念として桜の里親になられてはと考えています。

証明書の自動交付機導入
 市で発行する証明書は、本庁・支所等の窓口において、手渡しで行っておりますが、平成23年1月から住民票・印鑑証明書の交付を自動交付機でも行うことにより、市民サービスの向上を目指すものです。
 導入する利点としては、証明書の申請時の簡略化や利用できる日時の拡大及び人件費の抑制が期待されます。
 利用に際しましては、現在の印鑑登録証から新しく暗証番号を付した土浦市民カードで申請いたしますので、不正使用の防止につながるものと考えています。
 自動交付機の取り扱い証明書は、住民票謄本・抄本と印鑑登録証明書の2種類です。
 本庁玄関脇の宿直室通路に自動交付機を設置し、利用日時等については、開設日は年末年始及び点検日を除く毎日で、利用時間は午前8時から午後8時までの12時間です。
 稼動開始の3年後の平成25年度の利用見込み件数は、住民票で18,600件、印鑑登録証明書で17,500件を見込んでおります。
 なお、現在の印鑑登録証は、経過措置として当分の間、使用可能とし、徐々に土浦市民カードに更新いたします。
 現在の印鑑登録証から土浦市民カードへの切替開始日は平成22年11月4日木曜日から始めます。
 自動交付機の稼動日は、平成23年1月4日火曜日の仕事始めの日から開始いたしますので、よろしくお願いいたします。

新型インフルエンザワクチン接種
 10月以降、国においては、全国民を接種対象者として新型と季節性を混合したインフルエンザワクチンの接種を開始することとし、また、生活保護者、市民税非課税世帯の方には無料で接種できることとしました。
 これにあわせ、本市では、昨年まで実施していた65歳以上の高齢者に対する一部助成を継続するとともに、市独自施策として小学校6年生までの子どもに対しまして、接種費用の一部助成を実施したいと考えております。
 助成の対象となる接種期間につきましては、平成22年10月1日から平成23年3月31日までとなります。
 なお、助成額につきましては、65歳以上の高齢者には、接種費用の半額となる1,800円、小学校6年生までのお子さんについては2回接種が必要となることから、1回につき1,500円の助成を予定しております。
 助成の実施にあたりましては、9月の定例市議会に所要経費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案するよう、準備を進めているところでございます。

土浦市災害ボランティアセンター設置・運営マニュアルの作成
 土浦市社会福祉協議会では、大規模な地震・風水害・火災などにより、被災者支援が必要となったときには、土浦市地域防災計画に基づき、災害ボランティアの受入れ窓口を設置し、全国各地から支援に来てくれる災害ボランティアを受入れ、被災者の支援活動を行ってもらう役割を担っております。
 災害時におけるボランティアの受入れ体制や被災者への支援活動は、災害発生後、すみやかに実施しなければなりません。
 そのためには、災害ボランティアセンターの設置及び運営マニュアルを作成し、それに基づいた設置訓練を行うことにより、災害時にすみやかに対応できるよう、平成21年度に災害ボランティアセンター設置準備委員会を設けました。センターの設置及び運営についてのマニュアル作りに着手し、このたび、災害ボランティアセンターの設置・運営マニュアルを作成いたしました。
 内容は、
  (1)災害ボランティア、災害ボランティアセンターとは何か?
  (2)災害ボランティアセンターの設置・運営、設置訓練の実施 などであります。
 また、社会福祉協議会職員携帯用として、「防災への心がまえ」と「災害時の行動・出動体制」などをまとめた「災害危機管理の手引き」も同時に作成いたしました。
 以上によりまして、緊急時に対するボランティア対応を図ってまいります。

小中学校いばらき木づかい環境整備事業
 現在、小・中学校で使用している児童・生徒用机のうち、古くなってしまったもの及び損傷のあるもの等の更新について、地球環境問題を考慮すると、できる限り資源の有効利用する必要があるため、既存の机をすべて新品するのではなく、交換の必要がある天板部分のみを取り換えたいと考えております。
 また、資源の有効利用のほかにも、人に心地よい感覚を与えてくれるといった素晴らしい特長があることから、茨城県内に生育している間伐など森林整備のために伐採される樹木を天板に使用します。
 今回は、学校規模などから試験的に荒川沖小学校の1年生全員に、県産の間伐材を天板に使用した机を配置いたしましたが、今後は他の小・中学校についても、古くなったり損傷のある机の交換を実施いたします。
 なお、この事業については、県産の間伐材を使用することで、茨城県が実施している「いばらき木づかい整備事業」を利用することができ、交換に必要な経費等の補助を受けております。

特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会
 平成22年10月3日日曜日、午前6時から霞ヶ浦総合公園にて開催いたします。
 主催は、株式会社かんぽ生命保険、日本放送協会、全国ラジオ体操連盟の三者で、土浦市、土浦市教育委員会が共催となります。
 当日は、約2,000人の皆様が一堂に会して、元気にラジオ体操を行います。
 一人でも多くの皆様が参加されますようよろしくお願いいたします。

第13回土浦薪能
 この事業は、土浦城址東櫓の竣工記念として、平成10年から開催しているもので、毎年、篝火に照らし出された幻想的な世界が演出され、観客を魅了するなど、優れた芸術文化に市民の方々が接する絶好の機会となっております。
 本年度は9月19日日曜日に実施します。
 主催は市民の方々で構成されております、土浦薪能倶楽部です。
 今回は第1部、第2部と分けて、新しい「土浦薪能」を開催する予定ですので、是非、市内外の多くの方々にご覧いただき、この土浦薪能を通して、日本古来の伝統文化に触れていただくよう、皆様方のご協力、ご参加をお願いいたします。

市制施行70周年記念「絵葉書にみる土浦」、「八幡脇遺跡古墳時代の玉・鉄」
 まず、市立博物館がイトーヨーカドー土浦店との共催展として開催する「絵葉書にみる土浦」です。
 私製絵葉書の発行は明治33年に始まり、大正時代から昭和時代初期にかけて、各地の名所・旧跡を紹介する絵葉書が数多くつくられました。土浦でも地元の書店や写真店などにより、市域を取材して発行された絵葉書が発行されています。
 なかには、災害を伝えるメディアとして、また運動会の記念品として発行されたものもありました。
 この展覧会では、懐かしくもどこか新鮮な雰囲気をもつ土浦の風景を、現代の写真なども交えてご紹介いたします。
 実物の絵葉書は博物館を会場に、絵葉書の写真と現代の写真をパネルにしたものをイトーヨーカドー土浦店にてご紹介いたします。
 次に、上高津貝塚ふるさと歴史の広場で開催する、テーマ展「土浦の遺跡15 八幡脇遺跡と古墳時代の玉・鉄」です。
 八幡脇遺跡は市内東部のおおつ野にある遺跡で、発掘調査の結果、古墳時代前期(4世紀代)の集落が見つかりました。
 この展覧会では、八幡脇遺跡での調査成果をもとに、古墳時代の玉作りや鉄器作りが持つ意味についてご紹介いたします。
 また、身近に残る地域の遺跡に親しんでいただくため、武者塚古墳や高崎山2号墳などを見学する、バスツアー「桜川沿いの古墳を巡る」なども企画しております。

平成22年度敬老事業
 敬老の日」を迎えるに当たり、毎年、多年にわたり社会に貢献されてきました高齢者の方に対して敬意を表するとともに、長寿を祝福いたしまして、祝金等の贈呈を行っております。
 この事業の対象となる方は、市内に居住する、最高齢の方をはじめ、本年度中に100歳になられる方及び88歳の方となります。
 本年度におきましては、最高齢者が105歳の女性の方で、100歳の方は18名、88歳の方は437名となっており、最高齢者及び100歳の方には、祝金5万円と祝状、記念品を、88歳の方には、祝金2万円と祝状を贈呈いたします。
 また、100歳になられる方のうち、承諾が得られる方につきましては、9月17日の金曜日に、私が直接訪問をしまして、祝状などを贈呈する予定としております。

「土浦市しあわせな猫の飼い方・育て方」冊子発行
 猫問題につきましては、最近のペットブームに伴い、猫を飼う家庭も増えたことで、地域においてトラブル等の発生も増えております。そのため、猫を飼うに当たっての基本的な考え方等についてまとめたものがこの「土浦市しあわせな猫の飼い方・育て方」でございます。
 冊子につきましては、早速、本庁舎をはじめ支所、出張所、コミニティーセンターや市内の動物病院に配布するとともに、市のホームページにも掲載したところであり、猫問題解決の一助になればと考えております。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは広報広聴課 広報広聴係(広報)です。

土浦市役所(本庁舎 3階) 〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号

電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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