本市では、簡素で効率的な行政運営を図るため、行財政改革を推進しながら、様々な施策を実施してまいりました。その中で、補助金につきましては、行政的なサービスを提供する民間事業への支援や、市民と協働のまちづくりを進める基盤になるなど、必要性や重要性が年々高まっております。しかし、一方では、長年にわたり補助金が固定化される傾向にあるなど、課題も内在しています。
　こうした、補助金が抱える課題への取組としまして、平成13年度に見直しをしておりますが、一定の年月が経過し、社会経済情勢が大きく変化したことなどから、本年度、補助金等検討委員会を開催し、再度、検討をしてまいります。
　今般は、平成22年度及び23年度に実施いたしました事業仕分けの経験・手法を活かし、評価、検討をし、補助金のあり方を整理することで、来年度からの第7次総合計画の後期計画に、補助金の見直しを施策へ反映させ、限られた財源の中で有効な補助金制度の構築に努めてまいります。

　災害協定合同調印式 

　本市では、災害に備えて、県内外の自治体や民間団体などと災害協定を締結してまいりました。　
　この度、土浦市民間社会福祉施設協議会と「災害時における福祉的協力に関する協定」を、また、土浦市造園協力会と「災害時における応急対策活動に関する協定」を、7月10日の合同調印式で締結する運びとなりました。
　土浦市民間社会福祉施設協議会は、児童福祉施設や障害者施設、高齢者の介護施設など、市内の31施設で構成しています。
　災害時において、市内各小中学校の体育館が避難所となりますが、高齢者や障害者の中で、長期の避難生活を送ることが困難な方については、各福祉施設で受け入れていただくとともに、市の指定する公共施設等にも、介護のノウハウを持った職員の派遣をしていただくことを目的に、協定を締結するものです。
　次に、土浦市造園協力会につきましては、市内の11の造園業者で構成しており、災害時において、市が管理する施設の復旧や、街路樹の倒木の撤去作業などに、対応していただくものです。
　本市では、これまで、19の協定を締結しておりますが、今回の協定により、災害時において、より迅速で、かつ、きめ細やかな対応が図れるものと考えております。

　高齢者見守りキーホルダー

　一人暮らしの高齢者などが、万が一、外出先で突然倒れるなど、身元が確認できない状況で救急搬送された際、迅速に、住所・氏名などの確認が行えるようにするためのもので、身に着けている、または持っているキーホルダーが目印となり、搬送先病院や警察などが、市の地域包括支援センターへ連絡し、高齢者の登録状況を確認することができます。
　また、認知症の方の徘徊などで、発見した方が警察や関係機関等へ通報し、身元を確保する場合にも役立つものです。
　キーホルダーには、登録番号と同センターの電話番号が記載されており、平日の日中はもちろん、夜間や土・日曜日、祝日でも対応できるように、職員に連絡が入り、携帯端末から登録情報にアクセスして情報を提供することが可能となります。
　県内でも初めての事業となり、8月1日から同センターの窓口におきまして、申請・登録及び配布を開始いたします。

　土浦全国花火競技大会 桟敷席券の一般販売

　本年、10月6日の土曜日、桜川畔学園大橋付近を会場に、第81回 土浦全国花火競技大会を開催いたします。
　本日は、一般の有料桟敷席券の販売方法が決定いたしましたのでお知らせいたします。
　購入方法は、「抽選販売」と「窓口販売」の2通りです。まず抽選販売については、電話か、インターネットのいずれかでの申し込みとなります。
　全マス・半マスのいずれかを、一人１枚までとなっており、7月25日（水曜日）の正午から7月31日（火曜日）の午後11時までの間に、申し込んでいただき、当選の場合、チケットは代金決済後、9月下旬に発送いたします。
　次に、窓口販売については9月1日（土曜日）の午前8時30分から、大岩田の霞ヶ浦文化体育会館で行います。
　こちらは、全マスのみで、一人2枚までとなります。例年大勢の方が並ばれておりますが、場所取りについては、ほかの購入者の迷惑となりますので、グループで購入される場合は、全員でお並びいただくこととしております。