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観光・文化

土浦の考古学(上高津貝塚ふるさと歴史の広場)

 第11回 カラムシ繊維の採取法 


  当館では,広場でカラムシを栽培しており,これを使い縄文時代の布づくり講座を行っています。今回はそのカラムシからどのように繊維を取り出すかをご紹介したいと思います。

  縄文人は「編む」・「組む」という技に長けており,かごや敷物,縄や紐,編布(あんぎん)などを作っていました。縄文時代の布はタテ糸をヨコ糸に絡ませるいわゆる「もじり編み」による布で,「編み布」すなわち「編布」と呼んでいます。

  「カラムシ」とはイラクサ科の多年生の草本植物で,高さ1メートル前後に成長し,日当たりの良い草地や道端などに自生します。上高津貝塚ふるさと歴史の広場でも4月から8月頃まで見ることができます。4月に芽を出し,6月には繊維を採取できるまでに成長します。8月から9月に小さな黄緑色の花が咲きますが,繊維の採取は花が咲く前に行います。

  使用する部分はカラムシの茎で,靭皮繊維(じんぴせんい)と言われる部分です。まず,カラムシを刈り取り,葉を取り除き茎だけにします(1)。そして茎の外側の薄い皮のみ剥ぎ,内部の堅い茎は使いません(2)。薄い皮を束ね,黒くならないよう水に浸しておきます(3)。そこからさらに茶色や緑色をした表皮を剥ぎ取ります(4)。これを苧引き(おひき)と呼んでいます。外側の茶色や緑色の薄い皮を何度も剥いでいくと綺麗な白色の繊維だけになります。その後よく乾燥させ,乾燥した繊維を細く長く裂き,手で撚りをかけて糸を作ります。これで布づくりの重要な材料ができあがります。

  『『『カラムシの刈り取り』の画像』の画像』の画像  『『薄皮はぎ』の画像』の画像
  1 カラムシの刈り取り                                      2 外側の薄い皮を剥ぐ

  『水に浸す』の画像  『表皮剥ぎ取り』の画像
  3 水に浸したカラムシの表皮                              4 表皮の剥ぎ取り

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上高津貝塚ふるさと歴史の広場 〒300-0811 茨城県土浦市上高津1843

電話番号:029-826-7111(直) ファックス番号:029-826-6088

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  • 【最終更新日】2018年1月5日
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