市長記者会見 平成28年2月29日
・土浦市立博物館の特別展および上高津貝塚ふるさと歴史の広場のテーマ展
・図書館まつり
・コンビニ交付
土浦市立博物館の特別展および上高津貝塚ふるさと歴史の広場のテーマ展
博物館では、第37回特別展「まちのしるし―しるしが語る土浦の近代―」を開催します。
この展覧会では、明治時代以降の土浦で使用された看板や暖簾(のれん)、印半纏(しるしばんてん)など、様々な「しるし」を取り上げます。
これらの「しるし」は、江戸時代に土浦が江戸と水運でつながることで広がり、明治時代以降の商業や醤油(しょうゆ)醸造業(じょうぞうぎょう)などの発達でその数や役割は各段に増えました。
商店は看板や暖簾(のれん)に「しるし」をあしらい、働く人々は印半纏(しるしばんてん)を身にまといました。その様子は、まさに、まちのにぎわいを象徴するものでした。
江戸時代からの伝統の中に新たなものを加えていった土浦の姿を、様々な「しるし」を通してご紹介いたします。
講演会のほか、かつての醸造業の盛んな常総地域の歴史をご紹介する連携講座やミュージアムトークも行います。このほか、史跡めぐり、展示解説会を実施いたします。
上高津貝塚では、テーマ展「土浦の遺跡21桜川をのぞむムラ-坂(さか)田(た)地域の歴史をたどる」を開催いたします。
上高津貝塚ふるさと歴史の広場は、国指定史跡上高津貝塚の保存・活用と博物館活動に加えて、市内の埋蔵文化財の調査を行っております。本展覧会は、これら日々の埋蔵文化財調査の成果を分かりやすく展示解説することを目指したものです。
特に今回の展覧会では、県営畑地帯総合整備事業によって調査された坂田地域の遺跡群の全貌を初めてご紹介し、縄文時代から中世までの集落のうつりかわりをたどっていきます。
学芸員による調査発表会や坂田地域の遺跡を歩くツアーも実施いたします。
両展覧会とも多くの皆様にご来館いただきたいと思います。
図書館まつり
今年で6回目となる図書館まつりは、市立図書館、生涯学習館及び勤労青少年ホーム体育館を会場として開催します。今年は、市立博物館学芸員による歴史講演会「市民の記憶からみた土浦」や、発表者がおすすめの本を紹介しあい、投票により最も読んでみたい本を決定する知的書評合戦「ビブリオバトル」、土浦の昔ばなしをテーマとした、図書館司書による「大人のための朗読会」など、様々なイベントが企画されています。
また、本年は土浦商工会議所の協力により「ツェッペリンカレー」等も販売いたします。
是非、多くのみなさまにお越しいただきたいと思っております。
コンビニ交付
土浦市でも、今年4月1日からマイナンバーカードを利用して、全国のコンビニエンスストアで住民票等の証明書が取得できるコンビニ交付を開始いたします。
取得できる証明書は、住民票、印鑑登録証明書、課税証明書、非課税証明書、所得証明書の5種類で、多くの方に利用していただけるよう、交付手数料を市役所等窓口交付よりも100円安い1通200円に設定いたしました。
市内の約70店舗を含む全国およそ4万8千店舗のコンビニエンスストアでご利用になれます。また、サービスの提供時間も午前6時30分から午後11時までと長く、夜間や休日でも証明書が取得できるようになるため、市民サービスの向上につながるものと期待しております。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは広報広聴課 広報広聴係(広報)です。
土浦市役所(本庁舎 3階) 〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号
電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396
メールでのお問い合わせはこちら- 2016年11月2日
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