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健康・福祉・医療

「生活不活発病」予防のポイント

いつまでも元気でいるためには、「生活不活発病」の予防が大切です。
季節の変化や体調に注意しながら、無理なく予防習慣を実践しましょう。

生活不活発病とは?

日常生活が「不活発」になることで、心や体の機能が低下し、様々な健康問題を生じやすい状態になることです。

外に出て人と接する機会が減少すると、誰かと話す機会も減り、心や口の機能低下につながりやすくなります。
すると今度はこれらの低下が、低栄養を引き起こす原因となります。
低栄養になると、筋力の低下に拍車がかかり、これにより、更なる活動量の減少(生活不活発)が生じやすくなります。

生活不活発病 負の循環
 
生活不活発病は、高齢者の方や、持病がある方で生じやすいと言われており、このような悪循環がさらに進むと、転びやすくなったり、認知機能の低下といった症状が、現れやすくなります。

この悪循環の状態は「虚弱化(フレイル)」とも呼ばれ、高齢者の方では、要介護状態の原因となるだけでなく、体の回復力や免疫力の低下により、感染症が重症化しやすくなるとも言われています。


こころとからだの状態をチェックしてみましょう!

感染症に負けない健康づくり 気づきチェックシート

感染症に負けない健康づくり 気付きチェックシート(PDF形式)

生活不活発病の予防のために

適度に体を動かすこと

過度な安静を防止するため、自宅内でも、積極的に体を動かす機会をもちましょう。
ただし、体調が悪い方や持病がある方は、無理は禁物です。
体を動かす時間を増やす際には、無理なくできる活動で、少しずつ増やすようにしていきましょう。

(1)体を動かす時間の目安

  • 18~64歳の方 散歩や歩行と同じくらいの強さの身体活動を、毎日60分以上行うようにしましょう。
  • 65歳以上の方 運動の強さを問わず、毎日40分は体を動かすようにしましょう。


生活不活発病予防 18~64歳・65歳以上
生活不活発病予防  18~64歳の方・65歳以上の方(PDF形式)

(2)歩く時間を増やしましょう

歩くこと(ウォーキング)は、普段の生活に取り入れやすいだけでなく、健康面で様々な効果が期待 できます。

  • 生活習慣病予防やがん、認知症の発症リスクの低下
  • 体を動かす力(筋力など)の維持、骨粗しょう症の予防
  • 心理的効果(気分がすっきりする) など

日頃、散歩の習慣などが無ければ、まずは 歩く時間を今より10分増やすこと を目標にしましょう。
ウォーキングからはじめる健康づくり
ウォーキングからはじめる健康づくり(PDF形式)

食生活・口腔ケアをしっかりと

免疫力を低下させないためには、しっかりと栄養をとることやお口の健康を保つことも大切です。

  1. 3食欠かさずバランスよく食べて、規則正しい生活を心がけましょう。
  2. 毎食後、寝る前に歯磨きをしましょう。
  3. 高齢者の方では特に、口まわりの筋肉を保つために、「よく噛んで食べる」ことや、「口腔体操」をとりいれましょう。
  4. 笑うことは、顔の筋肉の運動になるだけでなく、免疫力を高める効果もあると言われています。たくさん笑いましょう。


口腔体操2
口腔体操(PDF形式)

 

こころの健康のために、人との交流を

人との交流や行動が制限された状態が続くと、こころも疲れやすくなります。
電話やインターネットを通じて家族や友人と交流したり、助けあうことが、孤独な気持ちを軽減し、心の健康を保つことにつながります。

  1. 電話で家族や友人と、お話しする機会をもちましょう。
  2. 家族や友人と、手紙やメール、SNSを活用して、交流しましょう。
  3. 買い物や移動など、困ったときに助けを呼べる相手を、考えておきましょう。
  4. こころの不調が続く場合は、無理をせず、誰かに相談しましょう。

 

お手軽な健康体操のご紹介

家事の合間など、日常生活のちょっとした時間を利用して、おてがるに行える健康体操です。
息をとめないように楽に呼吸をしながら、無理のない範囲で、行ってみましょう。

  1. おてがる3分体操
    立ち上がる力や、歩く力の維持に大切な、足腰の筋肉を鍛える体操です。
    体力に合わせて、立位でも座位でも行えますので、体の痛みに注意して、できる範囲で行いましょう。
  2. 首肩すっきり体操
    首や肩まわりの筋肉をゆるめる柔軟体操です。背すじを起こした姿勢を意識して行いましょう。

おてがる3分体操・首肩すっきり体操
おてがる3分体操・首肩すっきり体操(PDF形式)

▶土浦市公式YouTubeで、体操の紹介動画を配信しています。

65歳以上の方へ(介護・福祉・健康・医療などの総合相談窓口)

地域包括支援センター

介護・福祉・健康・医療などの総合相談窓口です。気軽にご相談ください。

  1. 一中地区・三中地区・四中地区・六中地区にお住いの方
      地域包括支援センターうらら TEL 029-824-0332(平日8:30~17:15)
      住所 土浦市大和町9番2号ウララ2 総合福祉会館4階
  2. 二中地区・五中地区・都和地区・新治地区にお住いの方
      地域包括支援センターかんだつ TEL 029-869-7035(平日8:30~17:15)
      住所 土浦市神立中央五丁目4番14号

フレイル予防のための運動をご紹介します!

心や体の虚弱化(フレイル)を予防するための運動の、動画や資料、チラシデータ等を公開しています。

 

参考資料

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康増進課 健康支援係です。

土浦市保健センター 〒300-0812 茨城県土浦市下高津二丁目7-27

電話番号:029-826-1111(代) 029-826-3471(直) 内線7502・7503・7504・7505 ファックス番号:029-821-2935(直)

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