市政情報

市長記者会見 平成26年9月1日

・土浦市まちなか定住促進事業について

・土浦市中心市街地開業支援事業について

・第23弾土浦まちなか元気市」および「サウンド蔵つちうら2014 ムーンライトコンサート」について

・里(さと)の石(いし)仏(ぼとけ)たち『土浦の石仏―新治地区編―』写真展の開催」について

・平成26年度土浦市戦没者追悼式について

・第83回土浦全国花火競技大会の開催について

土浦市まちなか定住促進事業について 

 本市では、昨年度策定した「中心市街地活性化基本計画」に基づき、今年度から平成30年度までの5年間で、活力とにぎわいのある中心市街地の再生を目指し、現在、各事業への取り組みを進めているところです。
 10月1日から、本計画に位置づけた「まちなか定住促進事業」として、「まちなか住宅建替え・購入借入金補助」および「まちなか賃貸住宅家賃補助」の2つの事業を実施いたします。
 まず、「建替え・購入補助」では、中心市街地で住宅を建てるまたは購入する方に、借入金の3%を支援いたします。次に、「家賃補助」では、土浦市外から中心市街地に住み替える、新婚世帯または子育て世帯の方に、家賃の2分の1を支援いたします。
 これらの事業を実施することにより、質の高いコンパクトなまちづくりを推進するとともに、居住人口の増加を図り、まちなかに活力とにぎわいを創出してまいりたいと考えております。

 

土浦市中心市街地開業支援事業について 

 当事業は、中心市街地の商業および業務機能の立地誘導を促進し、活力と賑いのある商店街区の形成をはかるため、新たに開業を希望する方に、家賃の一部を補助するもので、開業日の翌月から1年間、月の家賃の2分の1を補助するものです。
 補助対象の業種および店舗は2種類で、小売業やサービス業など「商業系の業種」は、出入口が道路に面している、1階および2階の空き店舗としております。学習教室や不動産屋など「オフィス系の業種」については、常勤雇用者が2名以上在籍し、事務所として活用できる空き店舗を対象としております。
 また、昼間の歩行者数の増加による、まちなかの賑い創出を目的としていることから、主に昼間の時間帯の営業や2年以上の賃貸借契約を要件とし、さらに、空き店舗の所有者にも、中心市街地活性化の推進に協力いただきたいことから、家賃減額等も要件としております。
 なお、この補助事業は、新規開業者の相談窓口として、空き店舗の紹介や不動産業者の仲介業務を土浦商工会議所に委託し実施いたします。

 

第23弾土浦まちなか元気市」および「サウンド蔵つちうら2014 ムーンライトコンサート」について 

 今月14日 日曜日にまちかど蔵の駐車場を会場に開催いたします「土浦まちなか元気市」は、まちなかの都市空間を利用して、地産地消の考えや食のまちづくり等の活動を活かし、賑いを創出するため、平成20年度から開催しております。
 事業の内容でございますが、恒例となりました、「つちうらカリー物語事業者部会」加盟のカレー店が出店するほか、イベント会場にお越しいただいたご家族連れを対象に、商店街を双六(すごろく)ゲームに見立て、サイコロを振りながら回遊していただく「双六商店街」の開催、そして、商店街全体をひとつの100円ショップに見立て、普段では買えないものや掘り出し物を提供する「100円商店街」を初めて実施するなど、会場周辺の商店街を回遊することで、魅力を十分に楽しんでいただけることと思います。
 また、茨城県郷土文化振興財団に協賛をいただき、土浦第二高等学校の書道部によるパフォーマンス「書道ガールズin土浦」など、地域の商店街や高校などと協働した事業を展開し、土浦市の魅力を積極的にPRいたします。
 更に、イベント会場などで利用できる「地域通貨券300円券」を先着30名にプレゼントするなど、盛り沢山の内容となっております。
 また、同日の9月14日に新たなイベント広場となりましたモール505滝の前を会場に開催いたします「ムーンライトコンサート」は、中心市街地の8つの商店街が連携した実行委員会が主体となり、平成8年度からにぎわいの創出とまちなかの活性化を図ることを目的に開催しているものです。
 出演者は、恒例となりました、Sound(さうんど)Gazette(がぜっと)や スタンダード工房など、様々な音楽イベントで活躍するジャズ奏者のほか、土浦(虫掛)出身のプロのジャズ奏者「宇津木(うつぎ)紘一(こういち)」氏や「Malibus(まりぶす)」など、新たな出演者を加え、これまで以上に魅力あるジャズイベントとして開催いたします。
 また、実行委員会に新たに加入した若い世代のアイディアを活かし、音楽イベントには欠かすことのできない飲食ブースの充実など、様々な趣向を凝らしたおもてなしで皆さまをお迎えいたします。
 9月14日は、日中から夜まで、市民の皆様に中心市街地を存分に楽しんでいただけるよう、盛り沢山の内容でイベントを開催いたしますので、ぜひご来場ください。

 

里(さと)の石(いし)仏(ぼとけ)たち『土浦の石仏―新治地区編―』写真展の開催」について

 新治地区は、古くから石材の産出地として知られ、現在でも多くの石(せき)仏(ぶつ)が残されています。市では、土浦市文化財愛護の会との協働事業として、平成23年から新治地区の石仏調査を進め、今年の3月には『土浦の石仏―新治地区編―』を刊行いたしました。
 新治地区には、県指定文化財である東(とう)城(じょう)寺(じ)地(ち)内(ない)の結(けっ)界(かい)石(せき)や小(お)高(だか)地(ち)内(ない)の大型石(せき)造(ぞう)五(ご)輪(りん)塔(とう)など、多くの石仏が存在しております。これらは、私たちの祖先が祈りや願いを込めて建(こん)立(りゅう)した文化遺産であり、その一つひとつに先人たちの心が息づいています。
 これらの石仏をより多くの市民に知っていただけるよう、新治地区公民館、新治ショッピングセンターさん・あぴお、市立博物館の3か所での写真展や記念講演会、石仏散策会を開催いたします。
 秋の行楽シーズンを控え、ウォーキングなどの散策をかねて新治地区の石仏巡りができるように「土浦市新治地区の石仏ガイドマップ」も作成いたしました。歴史や伝統文化が、今なお色濃く残る新治地区をより多くの方々が訪れ、里山の風情を感じていただければと願っております。

 

平成26年度土浦市戦没者追悼式について

10月2日木曜日の午後2時から、土浦市民会館において、挙行いたしますこの追悼式は、先の大戦において犠牲となられた土浦市内戦没者1,500余柱の御霊に対し、謹んで哀悼の念を捧げるとともに、ご遺族のご労苦に対し深い敬意を表し、恒久平和を祈念するものでございます。
 昨年度は、ご遺族96名、来賓77名のご出席をいただき執り行いました。
 戦後69年を経過し、戦争体験者も年々少なくなっておりますが、我々は、この追悼式を通して、先の大戦の悲惨な出来事を風化させることなく、二度と戦争の惨禍を繰り返すことのないように、次の世代へ語り継がなければならないと考えております。

 

第83回土浦全国花火競技大会の開催について

 昨年の大会は残念ながら雨の中の開催となりました。最後までご覧いただいた多くの皆さま方に感謝申し上げます。今年の大会も開催まで残り1か月となり、現在、警察署や交通事業者、警備業者等と綿密な打合せを行いながら、準備を進めているところでございます。
 本日は、午前8時から霞ヶ浦文化体育会館において、桟敷席の窓口販売を行っております。今年から抽選による販売に変更させていただきましたが、皆様のご理解とご協力により、大きな混乱もなく発売を開始させていただきました。
 大会は例年通り、10月4日土曜日に桜川畔、学園大橋付近で開催いたします。
 競技内容につきましては、20都道県から56業者が出品予定でございまして、10号玉45発、創造花火22組、スターマイン22台でございます。また、大変ご好評をいただいております大会提供ワイドスターマイン「土浦花火づくし」は、今年も横幅500メートルを使い、9か所から、6分間に約2,200発を打上げますので、どうぞご期待ください。そして競技終了後には、恒例となりました大会提供エンディング花火7号玉83発を打上げ、大会の全日程を終了いたします。
 昨年との違いにつきましては、新たに競技開始前にレクチャー花火5号玉10発を打上げます。このレクチャー花火は、競技花火を より楽しんでいただくための予備知識として、花火の種類や星の開き方について、実際に花火を打上げながら解説する余興花火でございます。
 今年も、全国の花火師の皆さんの精魂込めた大輪の華が、土浦の秋の夜空を彩ります。私自身大いに楽しみにしているところでございますので、皆様もどうぞご期待ください。

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電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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