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市政情報

令和元年度第2回土浦市自転車活用推進会議の開催結果

議  事  概  要

 

審議会等の名称

令和元年度第2回土浦市自転車活用推進会議

公開・非公開の別

公開(傍聴者3名)

開 催 日 時

令和元年8月23日(金)

午後1時30分から午後3時30分まで

開 催 場 所

市庁舎3階庁議室

出  席  者

<委員11名>

〇筑波大学・札幌市立大学名誉教授 

蓮見 孝(会長)

〇筑波大学芸術系准教授 

原 忠信(副会長)

〇土浦市まちづくり市民会議 議長 

田口 長八郎

〇土浦市小中学校PTA連絡協議会 女性ネットワーク委員会 副委員長 

下川 直美

〇株式会社アトレ 主任 

高梨 将克

〇株式会社ラクスマリーナ                

伊藤 孝二

〇一般社団法人 土浦市観光協会 主任           

浅川 善信

〇川﨑乗物デパート                        

川﨑 隆義

〇茨城県地域振興課 課長                

松田 慧吾(代理   中村 浩)

〇茨城県土浦土木事務所 所長             

猿田 文彦(代理   平間 貴司)

〇土浦市 副市長

五頭 英明

 

<事務局>

土浦市 市長公室長

都市産業部長

政策企画課長

    都市計画課長

    政策企画課 担当

    都市計画課 担当

議  題

◎報告事項

(1)第1回土浦市自転車活用推進会議結果【資料1】◎協議事項

(1)自転車のまちづくり構想について

(現状,課題の整理)【資料2】

自転車利用に関するアンケート結果について     

【参考資料1】

   サイクルツーリズムに関するアンケート結果に

ついて【参考資料2】

   高校生を対象としたヒアリング結果について     

【参考資料3】

(2)自転車のまちづくり構想について(目標,施策)【資料3】

(3)自転車ネットワーク計画について【資料4】

(4)その他

議 事 結 果

議題(1)~(4)について事務局説明を行う。各委員から以下のようなご意見を賜る。

1.資料2「土浦市自転車のまちづくり構想(案)」についての質疑応答

アンケート結果について。サイクリストの5割以上がリピーターなのは喜ばしいが,ほとんどの人は消費金額が1,000円未満なのは寂しい。人が何度も訪れてくれる中で着実に育てていきたい。

アンケート結果P.44「本市での滞在時間」について。回答者の約3割が休憩・昼食・宿泊を含んで滞在時間1時間未満ということで,ここをどう伸ばしていくか,取組を進めて行くと消費額も伸びていくはず。我々もどんどん力を入れなければいけないところだと思っている。

ホテルができるといいなと期待しております。

P.2「計画の背景・目的」の部分で「まちづくり」というのを入れていかないといけないのではないか。レジャーと日常生活という視点で様々な指標は作れると思うが「まちづくり」というものを積極的に入れていかないといけないのではないか。

【回答】まちづくり構想なので「まちづくり」という言葉を入れた方が良いという事であれば今後調整していく。(事務局)

P.49アンケート結果「サイクリング環境を向上させるために必要なもの」の回答において「多言語標記の案内看板」という項目が下から3番目という結果になっているが,アンケートの対象者・回答者として外国人はいたのか?

【回答】私自身でアンケート回収を行ったが,外国人は見かけなかった。(事務局)

今後,機会があれば外国人の意見も聞いていきたい。この件については引き続き事務局で検討して頂きたい。

 

2.資料3「目指すべき姿・目標・施策」の質疑応答

ヘルメットの着用促進という課題について。中高生のヘルメット未着用が多いという問題に関して,データでははっきりと「ヘルメットは安全上被った方が良い」と理解できが,中高生はかっこいいか,そうでないかという事が重要になる。そこで,例えば安全教室に同世代のBMXの選手等を呼んで,そういう同世代を見て「かっこいい」と思わないと変わらない。BMXのライダーが普段からヘルメットをきちんと着用しているという所を見せると良いのではないか。啓発ポスターを見てもジャージで白いヘルメットを被ってママチャリで農道を走るような画で,通学途中の風景を思い浮かべてしまう。そういうのから変えてあげないといけない。とはいえ,サイクルジャージにがっちりヘルメットを被っているというような感じでは「こういう人達は自分たちは特別だよね」と自分とは違うと思ってしまう。もっと身近に感じられるような,普段の生活圏でこれでかっこいいんだなと思えるようなポスターを作るなど,共感できるような内容にすると安全教室も普及していくのではないかなと希望を含めた意見。

かっこよさという所で自分たちが研究しているものが関連するかと思う。災害時における自転車の推進について。アメリカ・オレゴン州で災害を想定した自転車レースが行われている。支援物資を拠点から拠点に届ける,防災拠点を回るという仕組みになっている。カーゴバイクという荷物を積む自転車を使っていてとてもかっこいい。楽しみながら防災に関連したイベントなので,参考になると思う。

かっこよく,みんなが着けたくなるようなイメージを作り出していくのが大事。中学生のときに着けさせられた白いヘルメットが嫌で,中学卒業と同時にもうヘルメットはかぶりたくないとならないといいなと思っている。その辺の意識調査もした方が良いかもしれない。資料2に「子育て用の自転車の購入補助」という項目がある。今回の調査で明らかになったのは「ヘルメットは安全のために役に立つ」ということと一方で「着用率は低い」という矛盾する問題。日本一の自転車のまち土浦市としてはヘルメット購入に際しての補助等,そういう形のプロモーションができないかなと考えていた。お金がかかるのでそう簡単にはいかないが何らかの形で「土浦に行くとみんなヘルメットをかぶっている」「かっこよくて様になっている」と評判になれば先進的な自転車のまちの事例としてはアピール力が強まるのかなと思う。自身もヘルメットは着けたり着かなかったりしているが,着用時に大転倒したことがある。ヘルメットが潰れたが頭が助かった。あの時もし帽子だけだったら死んでいたと思う体験をした。命綱なので大事じゃないかなと思う。

自転車のまち土浦という話があるが,土浦の武器,取組として打ち出していけるものが欲しい。全県で見渡してもヘルメットに関しての取組みというのは実はないので,ヘルメットひとつとってみても良いと思う。土浦だったらどこに特に力を入れてやっていくかというのが,市民の皆さんにも見えるようになったらいい。目標や施策を見るとツーリズムに力を入れている方向なのかなという印象。市民にアピールできると良い。もう1点,県の計画にもあるがナショナルサイクルルート。国がインバウンド誘客のために打ち出している計画。これに,りんりんロード全体をナショナルルートにして欲しい,と知事が国交省に持って行っている。これを見せた形でインバウンド誘客どうしていくか考えたい。また,ホテル・旅館においての「自転車乗りを迎え入れる」取り組み。これが土浦で進めばそれが全県に増えてくる。土浦の取組みは県からすると市町村の取組の先導役なので,できるだけひっぱった中身を入れていってもらえると有り難い。

【回答】土浦らしさというものの打ち出しが弱いのではないかという意見について,見せ方やお金の問題もあるので今後検討していきたい。ホテル・旅館について行政がどこまでできるかということもある。外に向かって発信するとかPRするとか,調整・検討しながら土浦らしさというのを少しずつ出していきたい。(事務局)

ナショナルサイクルルートとかその辺は県と市の連携が大事かと思いますので市だけで考える事は難しいが,起点であることには間違いない。連携していただけるといいなと思う。土浦らしさ,土浦の売りはレンタサイクルの充実が非常に大きいのではないか水戸にもこんなにないと思う。現状として9割の人は自分の自転車を利用していて,女性の5割はレンタサイクルを利用した経験がある。食いつきと言ったら語弊があるかもしれないが,女性が食いつきのいいものは未来的にいいものが多い。「手ぶらでサイクリングのまち土浦」という,ぶらっときてもらって1泊してもらって,レンタサイクルにはさまざまな自転車がそろっているので試乗して自分の自転車を決めるとかに使ってもらってもよい。違った自転車に乗ってみるという経験ができればリピーターも増えていく。他県からだけではなく,市民も試乗できる町でもある。そういう特性を利用して様々な自転車に乗って様々なコースを楽しめる,レンタサイクルの街というのを協力にアピールしてほしい。

都市化も進んでいるのでシェアサイクル等も良いのでは。

タンデム自転車などの導入も良い。様々な形で土浦らしさ,売りを強めて行ったらいいかなと思う。

「自転車のまち」普及促進について。各地区にまちづくり市民委員会がある。スポーツ健康部や青少年部がある。まだできあがっていないが,りんりんロードを走ろうという各市民委員会で作るという構想を持っている。これは,1~2年前のりんりんロードができたあたりから話は持ち上がっていたが,きっかけがつかめず2年たったようなので,年度明け前後までにはきちんとしていきたいと思う。それが市民の安全と快適なサイクルライフにつながれば良い。それを今度は学校に呼びかけて,ぜひ体験学習としてやっていただきたい。これを通じて学校とも繋がりを持てればいいなと思う。

【回答】検討していく。(事務局)

 

3.資料4「土浦市自転車ネットワーク計画」の質疑応答

オランダやドイツでは細い路地など「自転車がメインで自動車がゲスト」という都市がある。幹線道路では難しいが,通勤通学に使われるルートを積極的に選定ルートに入れて行っても良いのではないか。例えば桜川の土手沿いの道等を自転車優先にしてみたらどうか。インフラの整備としてもコストをかけずにやれるのではないか。

高校生の自転車事故が多いというデータから,3年間でやるべき施策として,県の計画を勘案しつつ,学校近辺の最短ルートを結ぶルートを選定した。(事務局)

整備というのは矢羽根を書くという話になるのか。

【回答】3年間でできることとなると矢羽根を書くのが限界になると思う。(事務局)

りんりんロードを走っていると,りんりんロードに向かう標識はあるが,りんりんロードから市街に向かう案内がないと感じる。

【回答】今年度から3年間で整備していく。(事務局)

りんりんロードは走っていると退屈になることがある。主要コースからいかに既存の街に誘導していくかが大切になってくると思う。

審議会等の事務局

 

土浦市政策企画課(内線2353)

 

 

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは政策企画課 サイクルシティ推進室です。

土浦市役所(本庁舎 3階)  〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号

電話番号:029-826-1111(代) 内線2366

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