インフルエンザについて
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症で、いわゆる「かぜ症候群」とは異なり「重くなりやすい感染症」です。
インフルエンザにかかっても、その多くは自然に回復しますが、肺炎や気管支炎などの合併症をおこして重症化する場合もあります。
日本においては、毎年11月下旬から12月上旬頃に流行が始まり、翌年の1月から3月頃に患者数が増加し、4月、5月にかけて減少していく傾向にあります。
流行を抑えるためには、新型コロナウイルス対策として実践してきた、基本的な感染対策が有効です。
また、ワクチン接種を行うことで、発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、かかっても重症化を抑えることができ、合併症を起こすことによる死亡のリスクが抑えられます。
インフルエンザから身を守るために、次のことを心がけましょう
- こまめな手洗い(帰宅した後や食事の前など)
- 日頃からの健康管理(十分な睡眠とバランスの良い食事)
- 発症や重症化を防ぐための予防接種
- 適度な湿度(50~60%)
- 人混みを避ける・外出時のマスク着用