排水設備のしくみ

塀や垣根などの公私境界から宅地側の1メートル以内にある，第一個目のますを「公共汚水ます」といい，市が設置・管理しています。

この公共汚水ますへ下水を流すために，個人で設置・管理するものを排水設備といいます。（ますは，下水管やますが詰まったときの掃除口の役目も果たします。）

この排水設備は，土浦市指定排水設備工事店でなければ設置してはいけないことになっています。

排水設備の管理区分

	名前と大きさ	説明
1	公共汚水ます（塩ビ製：φ20cm） ◎マイナスドライバーであけられます	排水設備から流れてくる汚水を受けて下水道管へ流すものです。フタが鉄製（黒）の場合もあります。
1	公共汚水ます（コンクリート製：φ35cm,50cm,70cm） ◎マイナスドライバーまたはバールであけられます。	同上。
2～4	私設汚水ます（塩ビ製：φ15cmが多い） ◎マイナスドライバーであけられます。	宅地内の排水管のメンテナンス用に設置するものです。フタが鉄製の場合もあります。
2～4	私設汚水ます（塩ビ製：φ30cmが多い）	同上。写真は市指定協同組合のフタ。市のマークや「市指定協」と入っていないものもあります。
5	雨水ます（コンクリート製）	雨どいなどから雨水を集めて地面に浸透させたり，側溝などに流すものです。

	種類	名前と大きさ	説明
a		汚水マンホール（φ40cm～60cm）	汚水だけを流す汚水管の接続部にあるマンホールです。
b		雨水マンホール（φ60cm）	雨水だけを流す雨水管の接続部にあるマンホールです。
b		雨水マンホール穴あきタイプ（φ60cm）	同上。フタに穴が開いていて，雨水が入るようになっています。
c		グレーチング（集水ます）	道路などに降った雨水を集めて浸水を防ぐためのものです。