武者塚古墳展示施設
武者塚古墳は土浦市北西部の上坂田の台地上で発見された古墳です。古墳からは箱形石棺と横穴式石室の特徴を併せて持つ特異な石室が発見され、中からは古墳時代人の結った髪型「みずら」をはじめ、銀製の飾大刀や飾り金具、青銅製杓など全国的にも類例の少ない貴重な出土品が未盗掘状態で発見されたことで有名です。本古墳は古墳時代終末期(7世紀)に造られたものと考えられており、霞ヶ浦沿岸地域の古墳時代を考える上で非常に重要な古墳です。現在出土品は国指定重要文化財、古墳は土浦市指定文化財となっています。
◎当館の付属展示施設として、石室が上坂田1153番地の現地に保存されています(窓からご覧ください)。
- 2020年12月18日
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