市政情報

市長記者会見 平成22年3月1日

 南米チリで2月27日未明(日本時間27日午後)に発生したチリ中部沿岸のマグニチュード8.8の巨大地震で、現地では多くの人たちが亡くなったとのことでありますが、全体像は未だつかめていないとのことで、被害状況が大きくなることも考えられます。
 南米チリの亡くなられた方には、心から哀悼の意をお伝えするとともに、いち早い救済と復興を願ってやみません。
 この地震の影響で、我が国では17年ぶりの「大津波警報」が発令され、28日の午後には、太平洋岸の広い範囲で津波が観測され、1.2メートルの津波が観測された所もありましたが、大きな被害には至りませんでした。
 改めて自然災害の脅威と常日頃の防災対策の必要性を実感いたしました。

 連日、熱い戦いがくり広げられましたバンクーバー・オリンピックも、今現在行われている閉会式で幕を閉じるということですが、メダル獲得数は、銀3個、銅2個と素晴らしい結果を残し、選手の皆さまをはじめ、代表選手団のご健闘に対し、慰労と感謝の言葉を送りたいと思います。

 

市長記者会見平成22年3月1日(月曜日)定例記者会見  
土浦桜まつりの開催
第31回特別展「幼児教育コトハジメ~マチの学び舎、土浦幼稚園~」の開催 
第15回企画展「神の寺・山の寺・里の寺~古代仏教信仰の広がり~」の開催


市制施行70周年記念「土浦桜まつり2010」の開催
 「土浦桜まつり2010」は土浦市制施行70周年を記念する最初のイベントになります。
 桜は「市の花」であり、本年の「桜まつり」は4月4日の日曜日を中心に、3月20日から4月11日まで開催いたします。
 本年は、開花時期が平年より早い見込みで、市内の桜の名所には、大勢の花見客が訪れ、土浦の春を大いに満喫されるものと期待しております。
 さて、「桜まつり」の見所ですが、恒例の「キャラクターショー」、「お宝ゲット!ウォークラリー」の賞品のグレードアップなどに加え、新しい所では、「チンドン屋」による広報宣伝に始まり、「大道芸フェスティバル」、「桜イラストの展示」、「つちうら700人鍋」、「刻の太鼓」の特別披露、「花見クルーズ」などが実施される予定で、「桜くらべ展覧会」では、ボンネットバスに乗って、市内の桜の名所を巡るという企画もあります。
 ご家族、ご友人お誘い合わせのうえ、ぜひ、お楽しみいただければと存じます。

市立博物館 第31回特別展「幼児教育コトハジメ~マチの学び舎、土浦幼稚園~」の開催
 3月20日の土曜日から5月9日の日曜日まで、市立博物館で特別展を開催いたします。 
 土浦幼稚園は明治18年に茨城県で最初に開園した幼稚園で、120年余り続く全国でも数少ない公立幼稚園のひとつです。
 日本の幼稚園は明治9年に開園した東京女子師範学校(現在のお茶の水女子大学)の附属幼稚園が始まりですが、土浦ではその保育法を模範とし、最新の教材や教具をととのえていました。
 この展覧会では、土浦幼稚園に残る教材・教具などを中心にご覧いただきながら、明治から昭和初期の土浦幼稚園の幼児教育がどのようなものだったかをご紹介します。
 地域が支え、育んできた幼稚園とは何かを考えるとともに、土浦の文化の豊かさを見直していただければと思います。

上高津貝塚ふるさと歴史の広場 第15回企画展「神の寺・山の寺・里の寺-古代仏教信仰の広がり-」の開催
 3月20日の土曜日から5月9日の日曜日まで、上高津貝塚ふるさと歴史の広場で企画展を開催いたします。
 奈良時代から平安時代にかけ、常陸国ではそれまでにはない新しいタイプのお寺が登場します。それは鹿島に建てられた神宮寺や、土浦市北部の東城寺のような山のお寺、そしてこの時期の遺跡で見られる村のなかのお寺であり、相互に関連をもちながら仏教が広く社会に浸透してゆきました。
 この展覧会では、こうした古代仏教の新たな潮流に光をあて、土浦と周辺地域への仏教信仰の広がりを仏像や出土品などでご紹介します。
 また、身近な地域の歴史に親しんでいただくため、東城寺や小野周辺の史跡を歩いて見学する「東城寺・小野歴史ウォーク」なども企画しております。

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電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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