環境・交通・まちづくり

土浦市の将来像

第二期土浦市地球温暖化防止行動計画では、計画期間を2020(令和2)年度から2030(令和12)年度の11年間とし、計画期間内で推進する取組を位置づけています。

しかしながら、地球規模の環境問題である地球温暖化対策は、より長期的な展望を持って、持続可能な取組を推進していく必要があります。

本計画の実施主体である、市民、事業者、行政が一体となり、中・長期目標の達成に向けた取組を積極的かつ効果的に推進していくため、土浦市環境基本条例の基本理念を踏まえ、目指すべき本市の将来像を定めます。

水と緑 人と人との『環』でつくる
            
低炭素都市を目指して

土浦市の将来像

既に世界各地では、温暖化の影響ではないかと考えられる台風の大型化や大干ばつによる穀物生産量の減少などの事象が発生しており、今後、私たちの豊かで安全な暮らしへの影響が懸念されます。

このような影響に対応する都市として、省エネ行動や緑化の推進など温室効果ガス排出量を抑制する「緩和対策」と同時に、温暖化の影響ともいえる豪雨への防災対策に加え、雨水タンク貯留といった水資源の有効利用、作物の地産地消などの農業生産基盤の充実といった地球温暖化の影響への「適応対策」の取組も不可欠となります。

本市の温室効果ガスを削減し「低炭素都市」に変わっていくためには、私たち一人ひとりがいかに地球温暖化の問題を認識し、どのように自らのライフスタイルを見つめ直していくかにかかっており、「意識の変革」が地球温暖化防止の対策を行っていくうえで、最も重要となります。

この「意識の変革」により、エネルギーや資源のムダをなくし、循環型の暮らしへと変えていく取組の推進や、再生可能エネルギーを積極的に利用した温室効果ガス排出の少ない豊かで便利な生活を構築することが可能になります。

また、産業分野における研究開発や技術革新は、地域経済の活性化や低炭素型社会への技術が還元されるなどの新たな対策につながり、豊かで便利な暮らしを支援します。

個々の意識の変化は、やがて地域全体に浸透・拡大し、『協働による取組の環』が広がっていきます。そして、環境意識の醸成された『環』が、新たな『環』を生み出し、これらが連携を図りながら、地球温暖化防止の行動(森林の保全、水資源の利用、コンパクトな街づくり、交通体系の変化、地産地消)に取り組んでいくことにより、本市の目指している「協働型低炭素都市の実現」につながっていきます。 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは環境保全課 環境政策係です。

土浦市役所(本庁舎 2階) 〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号

電話番号:029-826-1111(代) 内線2327

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