市政情報

市長記者会見 平成23年9月5日

平成23年9月5日(月曜日) 定例記者会見

 ・ 東日本大震災復興祈願第80回記念土浦全国花火競技大会の開催
 ・ ツイッターを利用した市政情報の発信
 ・ 平成23年度敬老事業
 ・ 市立博物館及び上高津貝塚ふるさと歴史の広場における展覧会の開催



東日本大震災復興祈願第80回記念土浦全国花火競技大会の開催 
  今年は、東日本大震災の影響で各地で花火大会が中止となっておりますが、土浦市におきましては、東日本大震災復興を願い、花火で元気を届けようと6月の実行委員会にて開催を決定し、これまで、警察署や交通事業者、警備業者等と綿密な打ち合わせを行いながら、準備を進めてきたところです。
 競技大会は、スターマインの部、十号玉の部、創造花火の部の三部門で行われ、今年は、21都道県59業者によって競われます。(昨年21都道県58業者)
 競技以外では、オープニングにおいて、東日本大震災にてお亡くなりになられた方々への哀悼の意を込めて慰霊の花火(8号玉、5発)を打ち上げるほか、大会提供の「土浦花火づくし」では、復興そして世界平和への願いを込めて、希望の光を土浦の夜空に打ち上げる計画でおります。さらに、これまでご観覧の皆様からご要望の多かった大会のフィナーレを飾る演出として、7号玉80発を企画しておりますので、ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
 次に安全対策ですが、国道6号線上の一部を歩行者通行禁止とし、落下防止や通過車両との接触防止措置を行うほか、土浦学園大橋、土浦橋等に目隠し板を設置し、橋上の立ち止まり防止をいたします。また、今年度は、余震への対応として、桟敷席を補強し強度をあげるほか、停電時における駅周辺の照明を確保するとともに、警備員すべてに懐中電灯の携帯を要請したところです。
 続きまして、有料桟敷席下流部分の一般観覧場所の開放についてですが、昨年同様、大会前日の9月30日金曜日の正午に開放を行う予定です。周辺案内図にあるとおり、正午の開放までは、河川敷の部分に並んでお待ちいただき、約50mごとに区切った上流のブロックから下流方面に向かって順次開放していくこととしております。また、指定した一般観覧場所以外の場所については、個人の方の所有地や、立ち入り禁止の場所などもありますので、ご観覧の際には十分ご注意いただきたいと思います。
 以上のように、第80回を記念する大会として、内容の充実と、安全面にも十分配慮し、日本一にふさわしい花火大会として盛大に開催して参りますので、よろしくお願いいたします。


ツイッターを利用した市政情報の発信
 インターネットによる情報の受発信は、生活に欠かせない重要な位置づけとなってきております。
 この度の東日本大震災におきましても、情報の周知が素早く広範囲に図れたことで、ツイッターが注目を集めたことは、皆様もご存知のことと思います。そこで、土浦市では、9月1日の防災の日に、ツイッターアカウントを取得いたしました。防災に関する情報はもとより、市政、観光、文化、イベント、くらしなど、市民の皆さんに役立つ情報発信に活用し、更には、市外の方々へ土浦市をPRすべく、情報発信の拡充を図ることといたしました。
 特に、間近に迫った土浦全国花火競技大会の開催の情報発信に向けて、ツイッター開設の周知を図って参りますので、よろしくお願いいたします。

平成23年度敬老事業
 「敬老の日」を迎えるに当たり、多年にわたり社会にご貢献いただきました高齢者の皆様に対し敬意を表するとともに、長寿を祝福いたしまして、お祝状等の贈呈を行うものです。対象となる方は、市内に居住する、最高齢の方をはじめ、本年度中に100歳になられる方、及び88歳の方となります。本年度におきましては、最高齢者が106歳の女性の方で、100歳の方は25名、88歳の方は519名となっており、最高齢の方には、祝状と記念品、100歳の方には、祝状と祝金5万円、88歳の方には、祝状と記念品をそれぞれ贈呈いたします。
 また、100歳になられる方のうち、承諾が得られる方につきましては、9月16日の金曜日に、私が直接訪問しまして、祝状などを贈呈する予定としておりますので、よろしくお願いいたします。
 
市立博物館及び上高津貝塚ふるさと歴史の広場における展覧会の開催
 市立博物館におきましては、国宝・重要文化財の公開「土屋家の刀剣」展を10月1日土曜日から開催します。
 土屋家刀剣の中には、国宝が1口、重要文化財が4口含まれております。これらの刀剣を毎年、土浦全国花火競技大会に合わせて公開しております。
 また、この度は新たに加わった土屋家刀剣「影法師(かげぼうし)」を初公開いたします。この刀は、土浦藩土屋家の祖先にあたる土屋右衛門尉昌次が所持していたもので、土浦藩主に代々相伝されてきたものです。刀を手で持つ部分である茎に「影法師」「右衛門尉之持」と銘が彫られていることから、「影法師」の刀と呼ばれています。「影法師」の意味は、「影武者」を指すとの説があります。土屋右衛門尉昌次は、甲斐武田24将の一人で、武田信玄の近習を務めていたことから「影武者」との深い関係が想像されます。
 この度は、初公開となる「影法師」の刀と「武田24将図」の掛軸を合わせて展示いたしますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

 上高津貝塚ふるさと歴史の広場では、テーマ展「土浦の遺跡17 古代の大津郷~霞ヶ浦にのぞむ新しいムラ~」を9月23日金曜日から開催いたします。市内東部、霞ヶ浦にのぞむ田村町・沖宿町からかすみがうら市にかけての一帯は、奈良・平安時代、大津郷と呼ばれていました。大津という地名は、この地にあった港に由来するもので、水上交通が盛んであったことを示しています。
 田村・沖宿遺跡群は市内おおつ野にある遺跡で、発掘調査により多くの住居や倉庫、お寺の跡などが見つかっています。この展覧会では、遺跡での発掘調査成果を中心に、霞ヶ浦との関わりが深い古代の大津郷を紹介します。
 また、身近な地域の歴史に親しんでいただくため、古代大津郷の地を見学するツアーなども企画しておりますので、ぜひ参加してください。
 

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