市政情報

市長記者会見 平成26年4月1日

土浦かわまちづくり計画
「成年後見センターつちうら」の開設
土浦市立博物館の市史編さん事業『家事志 色川三中日記』全6巻の完結

土浦かわまちづくり計画

 本市のまちづくりの貴重な資源である霞ヶ浦や桜川の水辺空間について、まちと水辺が融合した良好な空間形成の推進を目指して、平成24年度にアンケートを実施し、昨年度、学識経験者や関係機関・団体などで構成する策定委員会を組織し、かわまちづくり計画を策定いたしました。本計画は平成26年3月26日付で、国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に登録されたところです。
 本年度からは本計画に基づき事業を推進し、ハードとソフトの両面から、中心市街地に近接する水辺空間の魅力を高め、賑わいの創出を図りたいと考えております。
 計画の推進にあたりましては、市民の皆さまと協働で進めることが必要であり、ワークショップなどの開催も予定しておりますので、多くの皆さまにご参加いただきたいと思います。

「成年後見センターつちうら」の開設

 土浦市社会福祉協議会におきまして、本日より「成年後見センターつちうら」の運営を開始いたしました。少子高齢化の進展、認知症高齢者の急増や扶養意識が希薄化するなか、判断能力が不十分な方々の権利を守る「成年後見制度」の利用支援・啓発などを行う専門センターの必要性から開設するものです。
 さらに、適切な後見人等がいない場合には、社会福祉協議会が後見人等となる、法人後見にも取り組んでまいります。同センターは県内で、東海村、牛久市に続く、3番目の開設となります。

土浦市立博物館の市史編さん事業『家事志 色川三中日記』全6巻の完結

 博物館では、平成15年度から昨年度にかけて色川三中と弟美年が書き残した日記を解読し、今回刊行の第6巻をもって、全6冊が完結いたしました。 三中は土浦町で薬種業や醤油醸造業を営んでいた商人で、文政9年(1826)から安政5年(1858)まで31年間分の日記を書き残しております。 三中は通称を三郎兵衛といい、幕末の国学者としても、全国的に知られています。日記は商家の主人の苦悩や喜び、幕府の動きや土浦藩の藩政など、幕末の土浦に関するさまざまな情報を読み取ることができます。日記は「くずし字」で書かれており、江戸時代の文体で、解読し刊行したことにより貴重な基礎史料となりました。ぜひ、多くの方々にお手にとっていただきたいと思います 。

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