市政情報

市長記者会見 令和3年9月6日

令和3年9月6日 市長定例記者会見

  • 公立保育所における子育て世帯の新型コロナウイルスワクチン接種時のサポート事業
  • 令和4年度新入学児童ランドセル等配付事業
  • 土浦リモートコンシェルジュシステムの導入について
  • 第24回企画展「5000年前のモダンアート―中期縄文土器の世界―」
  • 中村南・西根南地区コミュニティ交通の実証運行について

公立保育所における子育て世帯の新型コロナウイルスワクチン接種時のサポート事業

 本市では、子育て世帯への新型コロナワクチン接種が始まる中、ワクチン接種を希望する保護者が、お子様の預入先や副反応が出た際の育児負担を気にせず、安心してワクチンを接種していただけるよう、接種の際にお子様を預かる一時預かり事業を、市立保育園3園で実施します。
 この事業は、保育所等の在園がなく、保護者がワクチン接種を受ける際に預かり保育が必要な児童を対象に、1回のワクチン接種につき最大3日まで無料で利用できます。9月7日から受付けを開始しますので、是非ご利用ください。

令和4年度新入学児童ランドセル等配付事業

 新入学児童へのランドセル配付事業につきましては、昭和51年度の開始から、令和4年度で46年目を迎え、保護者の皆さまに大変ご好評をいただいております。
 近年、ランドセルよりも軽く、児童に負担をかけないとして「通学用リュックサック」に対するニーズが高まりをみせていることから、令和4年度より、これまでの「ランドセル(赤)」、「ランドセル(黒)」に「通学用リュックサック(黄)」を加え、軽量化のニーズに対応することといたしました。
 また、「女子は赤,男子は黒」と固定化していたランドセルの色を選択可能とし,対象児童のご家庭には、希望のランドセル等を3種類の中から一つを選んでいただくこととしております。

土浦リモートコンシェルジュシステムの導入について

 新型コロナウイルス感染症が依然として猛威を振い、市民一人一人が、人との接触などに最新の注意を払っている中、本市独自の感染症予防対策事業の一つとして、支所・出張所・地区公民館などの施設と市役所本庁舎内の各窓口を、モニターを通してつなぐ、テレビ会議システム「つちうらリモートコンシェルジュ」を、10月5日(火曜日)から導入いたします。
 このテレビ会議システムの導入については、全庁的な取組としては全国初となり、特に特徴的な部分として、簡単な操作性が挙げられます。市民の方は、モニター画面内の担当課をワンタッチするだけで、モニターを通して、速やかに担当者とつながり、お手元の書類を映し出すカメラを活用して、市民の方と担当職員が同一画面を見ながら申請書を記入することや、必要な情報をプリントアウトして得ることも可能なシステムとなっております。
 現在、市役所本庁舎の窓口においては、対面で、各種行政相談や申請手続きなどの対応をしているところですが、このシステムを導入することで、本庁舎に出向くことなく、最寄りの出先機関において、簡単に、安心して、相談や各種申請などを行うことが可能となりますので、市民の皆さまにおかれましては、様々な場面で、ご利用くださいますようよろしくお願いいたします。

第24回企画展「5000年前のモダンアート―中期縄文土器の世界―」

 上高津貝塚では、10月16日(土曜日)から12月5日(日曜日)まで、第24回企画展「5000年前のモダンアート―中期縄文土器の世界―」を開催いたします。
 近年、縄文ブームが盛り上がっており、アートやポップカルチャーとして縄文時代を楽しむ人が増えています。そこで今回の展示では、縄文土器のなかでも立体的な装飾が特徴的な、中期縄文土器の逸品を多数展示します。
また、展示に伴って実施する記念講演会では、近年の縄文ブームの火付け役ともいわれる、フリーペーパー「縄文(じょうもん)ZINE(じん)」の編集長と編集部員に講師をお願いし、学問的な視点からは少し離れて、縄文時代の様々な楽しみ方をお話いただく予定です。また、土浦市公式YouTubeチャンネルで展示の解説動画を配信する予定です。多くの方に縄文時代の造形美をご堪能いただければと存じます。

中村南・西根南地区コミュニティ交通の実証運行について

 土浦市では、「土浦市地域公共交通網形成計画」を策定し、公共交通不便地域のうち、公共交通整備の必要性が高い地域を位置付けた中から、地域の状況や、公共交通に関するアンケート調査の結果を踏まえ、中村南地区・西根南地区を、コミュニティ交通の実証運行導入地区として選定いたしました。
 その後、地元の意見交換会において運行形態やルート選定等の協議を行いながら運行準備を進め、10月20日(水)から、運行開始となります。
 バスの名称については、市のイメージキャラクターで認知度も高く、市民のみなさまに愛されるコミュニティ交通になってほしいという願いも込めて、「つちまるバス」といたしました。
 つちまるバスは、中村南・西根南地区を中心に運行し、荒川沖駅と霞ヶ浦医療センターを結び、車両はワンボックス車を使用し、1日10便を運行するものです。運賃は1乗車につき一律200円、小学生は一律100円、障害者料金はいずれもその半額となり、未就学児は無料となります。運行ルート及び運行ダイヤについては、お手元に配付しております資料のとおりです。
 つちまるバスは、今後、他の公共交通不便地域にコミュニティ交通を導入していくためのモデルとなることから、運行の検証と改善を行いながら、地域の方々と一緒に育てていきたいと考えておりますので、沿線地域の皆さまには積極的に利用していただきますようお願いいたします。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは広報広聴課 広報広聴係(広報)です。

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電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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