市政情報

市長記者会見 令和4年7月4日

令和4年7月4日市長定例記者会見

市長あいさつ

皆さん、こんにちは。
 関東地方は異例の早さで梅雨が明け、厳しい暑さが続いております。その影響で電力需要が増えることが見込まれることから、できる限りの節電が求められております。市では、本庁舎内の照明の節電やエレベーターの一基を停止するなど、本庁舎を始め各施設でも節電に取り組んでおります。
 一方で、過度の「節電」は熱中症の危険が高くなるので注意が必要です。無理をするのではなく、不要な電気を消すなど小さなムダを省くことが大切です。「こまめな水分補給」、「十分な休憩」、「服装の工夫」といった熱中症対策に加えて、冷房器具を適切に使って、今年の夏を乗り切りましょう。
 さて、夏といえば、7月9日から、J:COMスタジアム土浦では、土浦一高と東洋大牛久の試合を皮切りに、夏の甲子園の茨城大会が始まります。土浦の高校球児の皆さん、日ごろの努力を如何なく発揮され、熱い夏を思いっきり戦ってください。私も応援しております。ただ今、7月24日まで、アルカス土浦内市民ギャラリーにて、土浦市が生んだ高校野球界の名将 木内幸男氏の追悼展を行っておりますので、高校野球観戦と合わせて、ご覧いただきたいと思います。

 

夏休みファミリーミュージアム

 本企画は、毎年、小・中学校の夏休み期間中に、市民の皆さんに郷土の歴史と文化を親しんでもらうことを目的に開催しています。
 上高津貝塚ふるさと歴史の広場では、テーマ展「いろんな色の考古学」と題しまして、出土品の「色」に注目し、色彩豊かな資料の展示や、土浦市公式YouTubeにてオンライン展示解説の動画を配信します。
 さらに、縄文土器や勾玉、縄文時代の布の編み方でポシェットをつくる体験講座や、学芸員のおしごと体験などの体験イベントも実施します。
 博物館は、改修工事のため本日7月4日から休館となることから、イベントは、市民ギャラリー・市立図書館・土浦城東櫓の3会場で開催します。
 今回は特に「戦争の記憶」をテーマとして、映像上映会と写真展を市民ギャラリーで、パネル展と関連図書の展示を市立図書館で行います。
 土浦城東櫓は、スタンプラリーと昔のパズル体験の会場となります。
 今回の夏休みファミリーミュージアムは、土浦の文化施設4館が連携して、展示や体験イベントを実施しますので、多くの方々に夏の思い出作りとしてご参加いただきたいと思います。

 

市道虫掛66号線の供用開始について

 「市道虫掛66号線」は、土浦市と新治村の合併後、新治地区と土浦市街を結ぶアクセス道路として、平成20年度より、国の道整備交付金を活用するとともに、合併特例債を充当し、事業を進めてまいりました。
 今回供用いたしますのは、つくば霞ヶ浦りんりんロード虫掛休憩所付近の県道小野土浦線から市道新治南314号線までの延長452mの区間で、7月22日(金曜日)午前11時に供用開始となります。
 これにより、虫掛地内の県道小野土浦線から藤沢地内の県道藤沢荒川沖線までの延長約3.6kmが通行できるようになります。
 この開通によって、新治地区と土浦市街を結ぶ新たな交通動線が確保され、アクセス性が向上し、移動時間の短縮や道路交通の利便性向上が図られます。
 なお、当日は午前10時から安全祈願式典を開催した後、午前11時に土浦警察署のパトカーと土浦市の防災車の先導により、一般車両の供用を開始いたします。
 今後とも市内の交通体系の構築を進めて参りたいと思いますので、引き続き事業の推進にご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

観光帆曳船の操業開始について

 霞ヶ浦に夏の訪れを告げる「観光帆曳船」の操業が始まります。ワカサギ漁が解禁となる7月21日(木曜日)の特別操業を皮切りに、10月16日(日曜日)まで、毎週土曜日・日曜日及び祝日に、本市が所有する2艘を操業いたします。
 「白い帆」いっぱいに風を受け、湖面を進む帆曳船は、もともとワカサギなどをとる「帆引き網漁」の船であり、現在は観光用として操業しておりますが、その技術は「国選択 無形民俗文化財」にも選定され、昨年度には「第43回サントリー地域文化賞」を受賞し、霞ヶ浦漁業の伝統を後世に伝えるための、極めて重要な文化的遺産となっております。
 土浦港からは、「ホワイトアイリス号」と「ジェットホイルつくば号」の2隻の見学船が運航されており、湖上からその迫力を間近で感じていただくことができます。
 また、9月18日(日曜日)には、「かすみがうら市」、「行方市」と3市の合同操業において、7艘の帆曳船が一斉に湖上に浮かびます。
 さらに、11月にはサントリー地域文化賞受賞記念の特別操業も予定しております。 優雅に霞ヶ浦の自然に溶け込む、美しくも迫力ある姿を、たくさんの方にご覧いただきたいと思います。

 

土浦キララまつり2022~まちなかの「楽しい!」を探す夏~

 今年の土浦キララまつりは、7月30日(土曜日)から8月7日(日曜日)の期間で、うらら大屋根広場をはじめ、駅周辺商店街、土浦港、新たにJ:COMフィールド土浦も加わり、土浦駅周辺のまちなか全体を会場として開催します。
 七夕飾りの装飾で会場を彩り、まつりのメーンとなる6日と7日には、音楽やダンスのステージ、お子様向けのミニトレイン乗車会、ものまね芸人によるライブなどのイベント、さらに、市内の高校が集まる「学祭つちうら」のステージパフォーマンスも3年ぶりに復活します。そのほか、土浦ブランド販売やマルシェの出店もあり、お子様も、大人も楽しめるイベントとなっております。
 そして、会場は非公開ですが、音楽付き花火の打ち上げも予定しておりますので、楽しみにしていただければと思います。
 また、期間中、会場内を歩いて謎解きをする「まちなか謎解きキララリー」や商店街の各店舗での「商店街フェア」もあわせて実施します。
 新型コロナウイルス感染症対策を徹底いたしますので、市民の皆様の楽しい夏の思い出づくりに、ぜひ遊びに来てください。

 

第23回土浦薪能の開催について

 土浦薪能は、土浦城址東櫓の竣工記念として、平成10年から開催しております。本年で第23回目を迎え、薪能としては、平成30年以来4年ぶりの公演を、9月28日(水曜日)に亀城公園土浦城址で開催します。なお、雨天の場合は、市民会館で開催させていただきます。
 人間国宝である野村万作氏と大倉源次郎氏に加え、人気狂言師の野村萬斎氏をお迎えしての、豪華絢爛な銕仙会による公演でございます。
 鑑賞券代は、SSS席8,000円、SS席7,000円、S席6,000円、A席4,000円となり、7月26日(火曜日)午前9時から、文化振興課、市民会館、亀城プラザで販売いたします。
 篝火に照らされた土浦城址と松を背景にした能舞台で、幽玄美あふれる古典芸能を、多くの方にご鑑賞いただきたいと存じます。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは広報広聴課 広報広聴係(広報)です。

土浦市役所(本庁舎 3階) 〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号

電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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