市政情報

市長記者会見 令和4年10月11日

和4年10月記者会見

市長あいさつ

 10月となり、澄み渡る秋空が心地よい季節となりました。今年は、大きなイベントもコロナ対策を徹底したうえで、開催をしております。先に行われました、カレーフェスティバルや産業祭、消防フェスティバルなど、多くの市民の皆様にご来場いただき、久々に皆様の笑顔を拝見することができ、一日でも早く「元気のある土浦」になるよう取り組んでいかなければと、あらためて実感いたしました。
 本市では、オミクロン株対応2価ワクチン接種について、9月27日から接種を開始し、18歳から59歳の対象者には9月30日から、接種券の発送を順次行っているところです。また、イオンモール土浦の集団接種については、先日3日(月曜日)から予約を開始し、8日から接種を開始しておりますので、接種を希望される方はお申し込みください。
 まだまだ油断は禁物です。引き続き、手指消毒の徹底、対人との接触時にはマスクの着用など、基本的なコロナ対策を行い、感染拡大の防止のための行動をお願いいたします。

令和4年度土浦市総合防災訓練の実施

 令和元年以降、台風被害や新型コロナウイルスの影響により、中止や規模縮小をしてきたため、防災関係機関と連携して実施する訓練は4年ぶりとなる土浦市総合防災訓練を、10月22日(土曜日)に実施します。
 今回は、感染症対策として、会場を分散するとともに、これまでの訓練内容をより実践的なものに見直しました。
 メイン会場となる消防本部では、約200名の市民の皆様のほか、防災関係機関や災害時応援協定各社にご参加をいただき、発災時の初動対応から応急対策、復旧までの総合的な訓練を実施いたします。
 また、サブ会場となる土浦第一中学校、土浦第六中学校では、それぞれ約70名の市民の皆様が、防災資機材の取り扱いなど、避難所運営を中心とした訓練を行います。
 大規模な自然災害の発生が懸念されている中、こうした防災訓練を繰り返し行うことで、防災活動の円滑化を図り、災害に強いまちづくりを目指してまいりたいと考えております。

各種証明書に係るコンビニ交付手数料の引き下げ

 マイナンバーカードを利用してコンビニ等のマルチコピー機から各種証明書を取得することができるコンビニ交付サービスにつきまして、住民票の写し等を取得する際の手数料を、現在の窓口と同じ1件300円から200円に引き下げます。引き下げは10月24日(月曜日)から行います。
 コンビニ交付で取得できる証明書は、「住民票の写し」、「印鑑登録証明書」、「課税証明書」、「非課税証明書」、「所得証明書」になります。
 マイナンバーカードについては、令和4年度末までにほぼ全国民に行き渡ることを目指し普及促進に取り組んでいるところであり、本市の交付割合は、9月末時点で48.5%となっております(全国は48.9%)。
 さらなる普及を図るためには、市民の皆様にマイナンバーカードの利便性やメリットを実感していただくことが重要です。
 窓口の場合と比べて手数料を減額することにより、市民の皆様がカード利用のメリットや利便性を実感することができることから、普及促進につながることが期待されます。また、非接触型の手続きの活用促進による感染症拡大の防止や、窓口の混雑緩和につながることも併せて期待されるものです。
 マイナンバーカードを未だにお持ちでない皆様も、この機会に取得をお願いいたします。

つちまるバス(右籾地区経由)の運行開始

 本市では、土浦市地域公共交通計画において、公共交通整備の必要性が高い地域を位置付け、該当する地域の状況や、公共交通に関するアンケート調査の結果を踏まえながら、順次公共交通の導入を進めているところです。
 今回、右籾地区に導入する「つちまるバス」は、令和3年10月から運行している中村南・西根南地区経由に続く、第2弾の「つちまるバス」となります。
 導入に際しては、地元の地区長等により組織される運行協議会において、運行形態や使用車両、ルート選定等の協議を行い、準備を進めてまいりました。
 今回の運行経路は、荒川沖駅東口を起点とし、右籾各地区、県南病院、イオンモール土浦を経由し、霞ヶ浦医療センターが終点となります。住宅街の狭い道を通行するため、車両はワンボックス車を使用し、1日10便で運行します。運賃は中村南・西根南地区のつちまるバスと同様に、1乗車につき一律200円、小学生は一律100円、障害者料金はいずれもその半額となり、未就学児は無料となります。運行ルート及び運行ダイヤの詳細については、資料をご覧ください。
 今回の運行に至るまで、地元、右籾地区の方々からは温かいご協力をいただいてまいりました。運行開始後も、住民と行政が一体となって、地域の発展に貢献できる「つちまるバス」の運行に努めてまいりますので、ぜひ、ご利用ください。

つちうらMaaS(マース)実証実験

 関東鉄道株式会社が中心となり、土浦市や土浦商工会議所、筑波大学を含む合計13団体で構成される「つちうらMaaS推進協議会」では、10月22日(土曜日)から令和5年3月31日(金曜日)まで、「つちうらMaaS実証実験」を実施します。実証実験開始初日の10月22日(土曜日)午後1時から開幕式典を土浦協同病院駐車場にて行い、当日は、地元住民向けに午後2時からグリーンスローモビリティの試乗会を実施します。
 この実証実験は、令和2年度に続く第2弾として実施するものであり、大きく3つに分けた実証実験を行います。
 まず1つ目として、環境への負荷が少なく、狭い路地も通行が可能な「グリーンスローモビリティ」と、走行距離が長く輸送力の高い小型バスを運行し、これらを比較・検証することで、地域に見合う交通手段を検証します。
 グリーンスローモビリティの運行は、10月23日(日曜日)から12月17日(土曜日)までの期間、小型バスは、12月24日(土曜日)から令和5年3月31日(金曜日)までの期間、路線バスの交通結節点である土浦協同病院を基点として運行し、おおつ野周辺地区を運行します。期間中、無料で乗車することができます。詳細については、資料やホームぺージでご確認ください。
 2つ目として、土浦協同病院内待合スペースにデジタルサイネージを設置し、土浦協同病院へ乗り入れるバス路線の時刻表や遅延状況などのリアルタイムな運行情報を表示することで、利用者の利便性向上及び公共交通同士のシームレスな乗り継ぎの検証を行います。
 3つ目として、スマートフォン1つで施設・お店の利用、バスの乗車が可能となるアプリを活用した実証実験を行います。
 市内の商業・観光振興を図るため「土浦グルメ・ショッピングチケット」、「土浦市内バス1日乗車券」などを、10月22日(土曜日)からチケットアプリにて販売いたします。
 つちうらMaaS実証実験では、先端技術の活用により土浦市内の公共交通利用促進と、商業・観光振興を図るため、様々な取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

令和4年度人権と平和のつどいの開催

 令和4年10月29日(土曜日)午後1時30分から、クラフトシビックホール土浦大ホールにて開催いたします。
 第1部では、世界で唯一の被爆国として、核兵器使用の悲惨さを後世に語り継ぎ、戦争の恐ろしさや平和の尊さについて、改めて考えていただくため、土浦市平和使節団として広島平和記念式典に参加された中学生による体験発表会を開催いたします。
 また、第2部の人権講演会では、劇団俳優座所属の舞台女優である有馬理恵さんを講師に招き、部落差別をはじめ、職業差別、外国人差別、戦争など様々な問題に対する思いを、一人芝居を交えながら講演いただきます。皆様、入場料は無料となっておりますので、ぜひ会場に足をお運びください。

児童虐待防止啓発活動「子どもを守ろう!オレンジリボンたすきリレー2022」の実施

 本市におきましては、11月の児童虐待防止推進月間を迎えるにあたり、茨城県児童福祉施設協議会等の主催による「子どもを守ろう!オレンジリボンたすきリレー2022」の趣旨に賛同し、後援をしております。
 今年で10回目となる同リレーは、児童虐待防止の象徴であるオレンジリボンをたすきに仕立て、関係機関の職員がリレーでたすきをつなぐことにより、協働の大切さ及び児童虐待防止への市民の関心と理解を深めるものです。
 今年も、県南コースでは、土浦市役所をスタートし、ゴールとなる茨城県庁を目指します。出発式は、11月4日(金曜日)午前9時より、うらら大屋根広場にて行います。
 コロナ感染症に配慮し、今年度もランナーではなく、広報車によるリレーとなりますが、本市といたしましても、たすきリレーを通して、児童虐待防止への市民の関心と理解の向上に努めてまいります。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは広報広聴課 広報広聴係(広報)です。

土浦市役所(本庁舎 3階) 〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号

電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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