市政情報

市長記者会見 令和5年4月3日

定例記者会見

市長あいさつ

 皆さん、こんにちは。
 県から、TXの県内延伸先を土浦方面とした上で、接続駅を土浦駅とする、大変素晴らしい知らせが届きました。私としても本当にうれしいです。
 TXの土浦延伸の実現は、長年にわたる私たちの悲願であり、これまで、官民一丸となって精力的に活動を展開してきたところでございます。
 今回の提言は、こうした私たちの熱い願いが実を結んだものであり、本市にとって大変喜ばしいものであると受け止めております。
 また、これまでの活動にご協力いただいた全ての皆様に深く感謝するとともに、本市の描いた夢が、また一歩現実へと大きく動き出したものと実感しております。
 しかしながら、TXの土浦延伸は、今やっとスタートラインに立ったところであり、これから、乗り越えなければならない高いハードルがいくつも待ち構えています。
 したがいまして、今後もTXの土浦延伸に向けて、茨城県を始め、各関係機関との十分な協力・連携を図ってまいりたいと存じます。
 さて、4月に入り、入学や入社など、新生活をスタートさせる皆さんは、期待と不安に胸を膨らませていることと思います。新しい環境に早く慣れていただき、ご活躍されることを心より願っております。
 本市としましては、令和5年度が、「第9次土浦市総合計画」の2年目を迎える大事な年です。更なる飛躍の年となるよう、政策方針を具体化するさまざまな取り組みを加速させてまいります。
 そして、「誰一人取り残さない」SDGsの理念のもと、市民の誰もが個性と多様性を互いに尊重し、それぞれの夢や希望が叶う「夢のある、元気のある土浦」の実現に向け、引き続き努力してまいります。
 新年度にあたり、社会状況の変化等により多様化し、複雑化する人権課題の克服に向けて、ダイバーシティの考え方のもと様々な人権施策を総合的に推進するため、「人権推進課」新設するなど、市役所の組織の見直しを行いました。
 また、本日、人事異動に伴う辞令を交付いたしました。組織の活性化を図るため、企業版ふるさと納税の人材派遣型の仕組みを活用し、人事交流を行います。本制度を活用した人材の受け入れは、同じく4月から制度を活用する茨城県と並んで県内では初となります。
 このように、人員の新たな体制のもと、一層の市民サービスの向上に向けまして、全庁一丸となって、各種取り組みを進めてまいります。
 それでは、本日、私からは、「つちうら認知症バリアフリー宣言」ほか2件についてご説明させていただきます。

 

つちうら認知症バリアフリー宣言

 高齢化の進展に伴い、認知症は誰もがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になることなどを含め、多くの人にとって身近なものとなっています。
 本市では、令和4年度から、県内市町村で初めて、9月を「認知症バリアフリー月間」と設定し、オレンジライトアップを始め、認知症講座の実施、官民連携キックオフセミナーを開催するなど、認知症の正しい知識の普及啓発に重点的に取り組んでまいりました。
 本年度は、この取り組みを積極的に展開していくため、県内初となる「つちうら認知症バリアフリー宣言」を宣言します。
 この宣言を記念して、5月21日(日曜日)午後2時から、県南生涯学習センターにおいて、式典を開催します。
 式典では、医療機関で認知症の診断をするための検査方法の一つとして全国で広く用いられている「長谷川式認知症スケール」の開発者 長谷川 和夫医師のご子息である、長谷川 洋先生を講師にお招きし、記念講演を行います。
 県内初となる「つちうら認知症バリアフリー宣言」を契機として、認知症になっても暮らしやすいまちを目指し、市民・社会・行政が一体となって、認知症施策を更に推進してまいります。

 

台湾・台南市との友好交流協定締結式の開催 

 友好都市のドイツ・フリードリッヒスハーフェン市と姉妹都市のアメリカ・パロアルト市に次いで、3番目の、アジア地域では初めてとなる友好交流都市して、台湾の台南市と友好交流協定を締結します。
 締結式は、4月7日(金曜日)午後4時から市役所にて、台南市とオンラインで行います。
 台南市は、人口約189万人、台湾の南西部に位置し、台湾発祥の地とも言われ、多くの史跡が残される一方、現代的な都市景観も併せ持つ、歴史と現代文化が調和した観光都市です。
 城下町としての長い歴史がある本市とは、「自転車」を活用したまちづくりをはじめ、「れんこん」や「花火」など、台南市との共通点が数多くございます。
 今回の友好交流協定の締結を出発点として、各方面との連携を図りながら、様々な分野での交流を進めてまいりたいと考えております

 

第33回かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソンのエントリー総数およびゲストランナーの決定 

 4月16日(日曜日)に開催する「かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2023」のエントリー総数が確定いたしましたのでご報告いたします。
 今年は、前回の10,631人を上回る14,056人の方にエントリーをいただきました。
 今大会で21回目の参加となる、アトランタ大会とバルセロナ大会の両オリンピックメダリストの有森 裕子さんには、 今年もチャリティアンバサダーを務めていただきます。
 また、今年から、ブラインドマラソンアンバサダーとして、アテネパラリンピック金メダリストの高橋 勇市さんをお招きし、ブラインドマラソンのPRやランナーへの応援をしていただきます。
 そのほか、大会を彩るゲストランナー・招待選手の方も決定いたしましたので併せてご報告させていただきます。
 当大会は、大会テーマであります「甦れ霞ヶ浦 水はスポーツの源」・「体験する福祉・ノーマライゼーションの実践」に賛同していただいた、協賛各社、ボランティアなど、多くの皆さまに支えられ開催をしております。
 当日は、交通規制もございますので、市民の皆さま・付近にお越しの皆さま方のご理解とご協力をお願いいたします。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは広報広聴課です。

土浦市役所(本庁舎 3階)  〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号

電話番号:029-826-1111(代) 広報広聴係⇒内線2331・2349・2396・2399 シティプロモーション室⇒内線2323・2324

メールでのお問い合わせはこちら