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健康・福祉・医療

感染症への備えについて

1 感染対策の基礎知識

感染対策3つのポイント

(1)感染経路を断つ。
(2)消毒等で病原体を排除する。
(3)体の抵抗力や免疫力を高める。

特に冬の時期は、体温の低下から、免疫力が低下しやすくなるだけでなく、空気の乾燥によって、空気中にウイルスなどが漂いやすくなります。

感染症は主に、3つの感染経路があります。
(1)接触感染 (手や指、食品、器具などについた病原体が、口や鼻、目から入りこんで感染する。)
(2)飛沫感染 (咳やくしゃみで飛び散ったしぶき(ひまつ)を吸い込むことで感染する。)
(3)空気感染 (空気中を漂う小さな粒子や、汚染された塵などを吸い込んで感染する。)

インフルエンザや新型コロナウイルスでは、接触感染や飛沫感染による感染が多く、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎では、汚染された食品や、感染者の糞便や嘔吐物を介しての感染が多いと言われています。

2 新型コロナウイルス感染症相談・受診の流れ

(1)発熱や咳、倦怠感など、かぜのような症状を感じたら、人と会う予定や用事はとりやめて、まずはかかりつけ医や、身近な医療機関に相談しましょう。(令和6年4月以降は広く一般的な医療機関において、新型コロナの診療に対応する通常の医療提供体制となりました。)

(2)医療機関を受診する際には、必ず事前に電話し、発熱などの症状の有無を伝えましょう。

(3)医療機関での診察、検査の結果、新型コロナウイルスの感染が陽性であった場合は、症状に応じて医療機関への入院や自宅での療養となります。(受診した場合は自己負担が発生します。(保険診療)
陰性であった場合は、その後も体調の変化に注意し、気になる症状がある場合には、再度、医療機関にご相談ください。

検査で陽性となった方へのご案内(茨城県ホームページ)

3 相談窓口のご案内

(1)新型コロナウイルス感染症に関する相談
厚生労働省 新型コロナウイルス電話相談窓口 9時~21時 (土日祝祭日を含む)
電話 0120-565-653  FAX 03-3595-2756

(2)新型コロナウイルス感染症以外の感染症に関する相談
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 9時~17時 (土日祝祭日、年末年始を除く)
電話 03-5656-8246

(3)急な症状、どう対応すればよいか相談したい
おとな救急電話相談 (24時間365日受付) 電話 #7119 または 050-5445-2856
こども救急電話相談 (24時間365日受付) 電話 #8000 または 050₋5445-2856

(4)感染症および各種健康に関するご相談
土浦市健康増進課 8時30分~17時15分(平日のみ)
電話 029-826-3471    FAX 029-821-2935

4  お住いの消毒のポイント

物品や器具を消毒する際には、必ず換気をしましょう。
清潔なペーパータオルやふきんに消毒液をしみこませたら、汚れやウイルスを広げないように、一方向に向かって拭きます

新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの消毒には、アルコールや、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(塩素系漂白剤を薄めたもの)、界面活性剤(家庭用洗剤)などが有効です。

ノロウイルスには、次亜塩素酸ナトリウム水溶液が有効です。

また、食器類は熱水にさらすことで、ウイルスを死滅・不活性化させることができます。

5  手洗いのポイント

石けんと流水で、手の平、手の甲、指や爪の間、手首を丁寧に洗うことで、手についたウイルスの数を、1万分の1以下まで減らすことができます。
帰宅時や調理の前後、食事前などは、特に丁寧な手洗いを心がけ、手を洗った後は、清潔なタオル などで、よく拭きとって乾かしましょう。

6  咳エチケット、マスクのつけ方、はずし方

感染症を人にうつさないために、咳やくしゃみをする際には、マスクやティッシュ、ハンカチ、服の袖を使って、口や鼻をおさえましょう。

マスクのつけ方:マスクを顔のかたちに合わせて、隙間なくつけます。鼻のまわりや、あごの下まで、しっかりとつけましょう。

マスクのはずし方:マスクの表面を触らず、ゴムやひもの部分をもってはずします。

7  3つの密を避ける

空気の流れができるように、1時間に2回以上、数分程度の換気を行いましょう。

集まりはできるだけ少人数、短時間での実施とし、他者とは1m(できれば2m)以上の距離を保ちましょう。特にお酒の席では、大声や近距離での会話になりやすく、飛沫がとびやすいと言われていますので、注意しましょう。

対面での会話の際には、十分な距離を保ち、マスクを着用しましょう。

8 感染した場合に備えて

自宅療養になった場合を想定して、
(1)長期保存が可能な食品
(2)ティッシュ、洗剤、ビニール袋などの日用品
(3)使い捨てマスク、ゴム手袋、消毒液などの感染予防品
(4)体温計、冷却材、常備薬などの看護用品
を、備蓄しておきましょう。

こちらのページもご覧ください。「災害や感染症まん延字への備えを!食料の備蓄に取り組みましょう」

9 感染症に負けない健康づくりのポイント

(1)食事

できるだけ毎日同じ時間に食事をして、生活リズムを整えましょう。また、
(1)主食(ごはん、パン、麺類)
(2)主菜(肉、魚、卵、大豆料理など)
(3)副菜(野菜、キノコ、いも、海藻類など)
(4)牛乳・乳製品
(5)くだもの
の、5つの料理群を意識して、色々な食材を、まんべんなく食べるようにしましょう。

(2)睡眠

質の良い睡眠は、生活リズムを整え、疲労の回復を促し、免疫力アップにつながります。
睡眠の質を高めるために、できるだけ寝る時間、起きる時間を一定にすることを心がけて、日中は適度に体を動かす習慣をもちましょう。
また、朝起きた時は日光を浴びて、夜寝る前は、液晶画面などの強い光を浴びないようにしましょう。

(3)運動

体操やウォーキングなどの運動に限らず、家事や庭仕事、階段昇降などの生活活動も含めて、まずは今よりも10分、体を動かす時間を増やしましょう。

こちらのぺージもご覧ください。「感染症に負けない健康づくりのポイント」

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康増進課 感染症対策係(各種予防接種※・感染症予防担当) ※コロナワクチンを除くです。

土浦市保健センター 〒300-0812 茨城県土浦市下高津二丁目7-27

電話番号:029-826-1111(代) 029-826-3471(直)  平日8時30分から17時15分 ファックス番号:029-821-2935

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