市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)について
薬局やドラッグストアで購入できる風邪薬などを、用法や用量を守らずに、大量・頻回に服用するなど誤った使用をすることを「過剰摂取(オーバードーズ)」といい、薬物乱用にあたります。 |
オーバードーズの対象となっている市販薬の例
1.鎮咳去痰薬(咳止め)
2.総合感冒薬(風邪薬)
3.解熱鎮痛剤(痛み止め)
4.鎮静剤
5.抗アレルギー薬
6.眠気防止薬(カフェイン製剤)
オーバードーズによる主な症状
オーバードーズを行う薬の種類によって副作用がもたらす健康被害は変わってきますが、例えば次の症状が出てきます。
・立ちくらみ、めまい。
・吐き気、嘔吐
・著しい錯乱状態になる。
・会話がおぼつかなくなる。
・昏睡状態になる。
・けいれん発作
・呼吸が遅く、苦しい、呼吸停止になる。
→ 命にかかわる状態になることもあります。
オーバードーズをしないためには
なぜオーバードーズをするのでしょうか。
「アメリカ国立衛生研究所」の文献によると、理由として次のことをあげています。
・気持ち良くなりたい
・パフォーマンスをあげたい
・みんな使っているから
・気分を変えたい
このように、社会的なプレッシャーやこころのストレスが背景にあると伺えます。
しかし、これらのトラブルを解消する手段としてオーバードーズは適切な方法ではありません。
市販薬のオーバードーズがやめられない方は、つらさを一人で抱え込まず、身近な人や適切な医療機関、相談機関にご相談ください。
・相談窓口
市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)をやめられない方や、こころの不調に悩んでいる方は、一人で抱え込まずに、ご相談ください。
精神保健福祉センター
薬物の問題を抱えるご本人やご家族の相談に応じます。
月曜から金曜日 午前8時30分から午後5時15分
相談支援課 029-243-2870
子どもホットライン(外部サイト)
(子ども専用相談)いじめ、不登校、友人関係、性の問題、大人社会への不満などの相談に応じます。
電話029-221-8181
FAX029-302-2166
E-mail kodomo@edu.pref.ibaraki.jp(24時間受付)
いばらき子どもSNS相談(外部サイト)
(小中高生専用)学校のこと、友だちのこと、家族のこと、自分自身のことなどの相談に応じます。
SNS(LINE)毎日 午後6時から10時
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=190ostfe
こころのSNS相談@いばらき
学生でも大人でも、県内在住の方、県内に通勤通学している方ならどなたでも、ご相談に応じます。
SNS(LINE)毎日 午後5時から10時
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=574ojayw
こころの相談
精神科医が、こころの病気で悩んでいる方やご家族等の相談に応じます。
原則 第一火曜日 午後1時から3時(予約制)
予約は相談の1週間前までにお願いします。
障害福祉課 029-826-1111(代表)
保健師相談
保健師が体調不良や健康管理について相談に応じます。
原則 第一水曜日 午前9時から11時30分(予約制)
健康増進課 029-826-3471
その他の薬物乱用について
茨城県のホームページをご覧ください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課 健康支援係です。
土浦市保健センター 〒300-0812 茨城県土浦市下高津二丁目7-27
電話番号:029-826-1111(代) 029-826-3471(直) 内線7502・7503・7504・7505 ファックス番号:029-821-2935(直)
メールでのお問い合わせはこちら- 2024年3月4日
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