●市内事業者との公害防止協定における計画書の審査・指導
●環境法令に関する届出受理業務
前職ではプラスチック加工メーカーの商品開発に従事していました。商品開発をしている中で環境に配慮した商品の需要が大きくなっており、人々の意識の変化を感じていました。メーカーでは自社の利益を最大にすることを求められるため、民間企業のみで環境問題に対応することに限界があると感じました。そのため、一民間企業だけでは解決できない環境問題と向き合うために、自分の学んできた化学分野を生かせる職種を募集していた土浦市職員として働きたいと考えました。
人々がより住みやすい環境をつくるために、住民や企業とコミュニケーションを図り、ときには環境問題の当事者同士の仲裁をすることで環境問題の解決に寄与できることにやりがいを感じます。
環境法令について多く問合をせいただくので、法令等について幅広く知る必要がありますが、法令等の考え方について助言・指導をすることで、より良い地域住民の生活環境に貢献できることにやりがいを感じます。
様々な環境調査に従事しますが、その中で自動車騒音常時監視業務では、冬の寒い夜に騒音測定を行うこともあり大変でしたが、環境保全課職員全員で分担して行いました。
小学生向けの水環境学習の一つに「桜川エコアドベンチャーツアー」がありますが、市内を流れる桜川の上流の水質調査や生物観察のために、山登りをする機会があり、疲れましたが良い運動になりました。
本市の化学職では、主に環境調査や指導業務に従事しますが、環境調査や指導の根拠となる測定データは必ずしも自分で測定する訳ではなく、専門業者への業務委託の測定結果をもとに結果を解析し、業務に活用することが多いです。その分野は幅がとても広く、化学分野の専門的な知識を生かすだけでなく、市民や企業の方にわかりやすく説明するスキルが求められ、様々な立場の方と円滑にコミュニケーションを行う必要があります。受験生の皆さんと、より住みやすい環境を目指していけるよう一緒に働けることを楽しみにしています。
