今月の土屋家刀剣

景光や吉岡一文字といった、鎌倉時代を代表する備前刀3振を公開しています。

番号

種別

時代

備考

34

太刀

景光

備前

鎌倉時代前期

乱れ映りが鮮明に立ち、刃文には肩落互の目が確認できます。帽子は三角帽子となっており、景光の特色が出た作風です。土屋家の家紋があしらわれた太刀拵も見どころです。代金子五枚折紙付。

35

太刀

無銘(景光)

備前

室町時代

地鉄は小板目がよく詰み、鍛えには乱れ映りが立っています。高崎藩主間部詮房から土屋家に贈られました。代金子七枚折紙付。

36

脇差

無銘(吉岡一文字)

備前

鎌倉時代後期

直刃調に互の目、尖り刃などを交えた刃文が特徴的な一振です。代金子拾五枚折紙付。

上記の刀剣は、8月15日(金)まで展示しています。

番号は、土屋家刀剣の資料番号です。

展示風景(2025.7.18)

展示風景

34景光

34 太刀 景光

35景光

35 太刀 無銘(景光)

36吉岡一文字

36 脇差 吉岡一文字

 

 

問い合わせ先

土浦市立博物館

〒300-0043 茨城県土浦市中央一丁目15-18 土浦市立博物館

電話番号:029-824-2928(直)

ファクス番号:029-824-9423

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  • 2025年7月19日
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