大正14(1925)年、霞ヶ浦海軍航空隊の殉職者の慰霊と土浦町の経済振興のために市内神龍寺の秋元梅峯住職が開催したのが、土浦全国花火競技大会の始まりです。今年は花火大会の開催から100年目の節目の年となります。
本展覧会では、土浦の近代史をひも解きながら、花火大会のあゆみを振り返ります。あわせて、花火師たちがよりよい花火をつくるために研鑽してきた歴史や思いもご紹介します。
会期
令和7(2025)年10月11日(土)〜11月24日(月)
休館日:月曜日・10月14日(火)・11月4日(火)
※国民の祝日(10/13〔月・スポーツの日〕・11/3〔月・文化の日〕・11/24〔月・振替休日〕は開館
会場
土浦市立博物館 展示室2
入館料
一般200円 (団体は一般150円)、高校生以下無料
※11/3(文化の日)、11/13(茨城県民の日)は無料開館
後援
土浦全国花火競技大会実行委員会・一般社団法人土浦市観光協会・土浦商工会議所
展示構成
序 章 花火大会前史―江戸時代の花火―
第1章 霞ヶ浦海軍航空隊と町のにぎわい―海軍航空隊の玄関口・土浦―
第2章 秋元梅峯と花火大会―慰霊と振興の花火―
第3章 「土浦花火百年」―花火師たちの競演―
展示風景
花火関連映像の公開(随時)
●「花火師たちの記憶」 2025年製作 15分
「土浦の花火」を支えてきた3人の花火師たちへの取材映像・音声を編集した記録映像です。
話者 元野手火工 野手保(ので・たもつ)さん 2001年収録
元昭和火工 武藤輝彦(むとう・てるひと)さん 2001年収録
元土浦火工 箱守彰(はこもり・あきら)さん 2001年、2010年収録
●「土浦の花火~伝統花火から全国花火競技大会まで~」 2001年製作 27分
土浦全国花火競技大会の歴史と、土浦火工が創作した土浦のまぼろしの花火「ブドウ煙」の復元記録映像です。
展示関連企画
呈茶「お茶を一服いかがですか―花火によせた茶会」
呈茶 茨城県立土浦第二高等学校茶道部
とき 令和7年11月3日(月)13時~
会場 博物館展示ホール
定員 50名・先着順
茶券 200円
演劇~土浦の近代史と花火をめぐる演劇上演~
つち浦々まちなか演劇めぐり 2025
(1)つちうら商店街劇場 短編演劇作品集 (2)高校生企画「百年の花火」
とき 令和7年10月18日(土) (1)12時~/16時~ (2)11時15分~/14時15分~
令和7年10月19日(日) (1)13時15分~/15時30分~ (2)10時30分~/14時45分~
※上映時間は各30分程度
場所 博物館展示ホール・視聴覚ホール
主催 つち浦々まちなか演劇めぐり実行委員会 ホームページはこちら
※博物館の入館券をご購入の方は、館内で行われる2作品をご観劇いただけます
当館学芸員による展示案内会
とき 令和7年11月1日(土) 14時~
※申込不要、当日お時間になりましたら展示室前にお集まりください
開催記念プレミアム御城印の販売
販売期間 10月11日(土)~11月24日(月)
価 格 500円(税込、観覧料含む)
数 量 限定500枚(なくなり次第終了)
販売場所 博物館・附属展示館土浦城東櫓
※高校生以下の方、無料開館日の11月3日(月・文化の日)・11月13日(茨城県民の日)にご購入いただいた方につきましては、領収書の提示で令和8(2026)年12月27日(日)まで入館が可能です(1回限り)。
※プレミアム御城印は、お一人様2枚まで、ご購入いただけます。
※郵送での販売は行っておりません。