溶連菌感染症が流行しています
A群溶血性レンサ球菌感染症(溶連菌感染症)にご注意ください!
溶連菌感染症は、毎年「春から初夏にかけて」と「冬」に流行し、主にA群溶血性レンサ球菌を原因とする上気道の感染症です。
咳やくしゃみによる「飛沫感染」、細菌がついた手で口や鼻に触ることによる「接触感染」、食品を介して感染する「経口感染」により感染します。
このことから、全ての年齢の方で感染する可能性はありますが、主には家庭や学校などお子さんを中心に流行します。
まれに重症化し、のどや舌、全身に発赤が拡がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することや、重篤な病状として、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)があります。
潜伏期間と主な症状
潜伏期間は2~5日間
主な症状
- 発熱
- 咽頭発赤、のどの痛み
- 苺状の舌
- 嘔吐・嘔気等
多くの場合は、熱は3~5日以内に下がり、1週間以内に症状は改善します。
治療には抗菌薬が使用されますが、決められた期間は確実に服用することが大切です。
のどの痛みがひどい場合は、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけましょう。
感染を予防するには
- 有効なワクチンはなく、予防にはうがいや手洗い、咳エチケットなどの基本的な感染対策が推奨されます。
ご参考
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課 感染症対策係(各種予防接種※・感染症予防担当) ※コロナワクチンを除くです。
土浦市保健センター 〒300-0812 茨城県土浦市下高津二丁目7-27
電話番号:029-826-1111(代) 029-826-3471(直) 内線7513・7514 平日8時30分から17時15分 ファックス番号:029-821-2935
メールでのお問い合わせはこちら- 2023年12月18日
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