応永期(1394~1428)頃の備前国の刀3振を展示しています。
番号 |
種別 |
銘 |
国 |
時代 |
備考 |
41 |
小太刀 |
備州長船秀光 |
備前 |
南北朝時代末期 |
元先の幅があまり開かず、切先が小さく、身幅も細身ながら重ねの厚い姿をしています。刃文は小湾れに小互の目が混じります。 |
42 |
脇指 |
無銘(師光) |
備前 |
南北朝時代末期 |
身幅が細めで反りがあまり目立たない姿で、南北朝時代末期から応永時代最初期のものと考えられます。刃文は中直刃に小互の目、尖り刃、丁子、小丁子などが混じっています。 |
43 |
脇指 |
(差表銘)備州長船盛光/(差裏銘)応永十五年二月日 |
備前 |
室町時代初期 |
「応永の三光」の一人とされる盛光の作品です。銘の切り方などから初代盛光の晩年の作と考えらえます。 |
上記の刀剣は、9月19日(金)まで展示しています。
番号は、土屋家刀剣の資料番号です。
展示風景
41 小太刀 秀光
42 脇指 無銘(師光)
43 脇指 盛光