第46回特別展「まなびのかたち―江戸時代のキャリアデザイン」に関連して、土屋家に養子入りした徳川治保三男の洽三郎(のちの土屋家9代当主土屋彦直)とキャリアを共にした刀を展示しています。
番号 |
種別 |
銘 |
国 |
時代 |
備考 |
33 |
太刀 |
無銘(包平) |
備前 |
鎌倉時代前期 |
享保4年(1719)に土屋家2代当主土屋政直が隠居した際、松平美濃守(柳沢吉保)の名義でその子吉里から土屋家へ贈られました。その後、天保10年(1839)に彦直が隠居すると、隠居所である本所の土浦藩下屋敷へ持参しています。代金子弐拾枚折紙付。 |
39 |
刀 |
無銘(重真) |
備前 |
南北朝時代 |
文化8年(1811)に洽三郎が土屋家へ養子入りした際に水戸徳川家から持参した刀です。天保10年(1839)に彦直が隠居すると、隠居所である本所の土浦藩下屋敷へ持参しました。代金子七枚折紙付。 |
61 |
刀 |
無銘(吉貞) |
筑前 |
南北朝時代 |
享保4年(1719)に土屋家2代当主土屋政直が隠居した際、館林藩主松平出羽守(清武)から土屋家へ贈られました。その後、天保10年(1839)に彦直が隠居すると、隠居所である本所の土浦藩下屋敷へ持参しています。代金子拾五枚折紙付。 |
上記の刀剣は、5月6日(火)まで展示しています。
番号は、土屋家刀剣の資料番号です。
展示風景
33 包平
39 無銘(重真)
61 無銘(吉貞)