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質問
坂東三十三霊場
回答

 平安時代末期に末法思想(まっぽうしそう)・浄土教が盛行すると、観音(観世音菩薩)は地蔵と並ぶ来世救済の仏としての信仰を得て、多くの観音霊場が生まれました。後に三十三観音の思想と結びつき、西国三十霊場の設置となりました。鎌倉時代にこれを模して坂東に作られたのが坂東三十三霊場です。参拝する信者たちが記念に札を受けたり納めたりするので、札所と呼ばれます。
 土浦市内の小野にある清滝寺は坂東二十六番札所です。寺伝によれば、寺の開基は徳一、大同年間(806~810年)に竜ヶ峰の地に建てられたとされています。坂東三十三霊場の一覧(坂東札所会作成)は、こちらです。

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