よくある質問集 くらし・手続き
観光・文化
- 質問
- 刻の太鼓
- 回答
刻の太鼓は、土浦城櫓門(やぐらもん)の楼上で、明六ツ(あけむつ・午前6時)と暮六ツ(くれむつ・午後6時)に太鼓を打って、城下に時刻を知らせていたと言われています。使用された太鼓は、胴内に書かれた墨書から明和7(1770)年に制作されたことが分かっており、1871年の土浦藩廃藩まで太鼓が打ち鳴らされたと仮定すると、約100年にわたって城下に時刻を知らせていたことになります。
1872年頃に途絶えた刻の太鼓ですが、土浦市市制施行60周年を記念し、平成12年11月に有志の方々の尽力により約130年ぶりに復活を遂げました。以後、毎年、時の記念日である6月10日から12日の3日間、「刻の太鼓」により刻を告げており、平成19年3月18日には刻の太鼓の会(保存会)が設立されています。櫓門は県、太鼓は市の文化財に指定されています。
このページの内容に関するお問い合わせ先
- 文化振興課 文化財係
-
〒300-0036 土浦市大和町9番2号 土浦市教育委員会(ウララ2 7階)
電話番号:029-826-1111(代) 文化財係⇒内線5120
- 印刷する