「土浦市民会館(クラフトシビックホール土浦)」が登録有形文化財に登録されました。

令和6年3月6日、土浦市民会館(愛称:クラフトシビックホール土浦)は、国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。

【国登録有形文化財建造物となった理由】

「国登録有形文化財建造物」は、建築後50年を経過したもののうち、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」「造形の規範となっているもの」「再現することがよういでないもの」の基準に照らし合わせて検討されます。昭和44年(1969年)に建てられた土浦市民会館は「造形の規範となっているもの」の登録基準に合致しました。

【建物の特徴】

土浦市民会館の設計は、音響工学の大家で知られる佐藤武夫(1899~1972)です。南側正面の列柱と大階段など、佐藤氏の設計による古典主義的な意匠が記念性を高めています。
大ホール側面と天井には不燃処理を施したクルミ材の化粧合板が使われています。クラシカルな印象と共に、音響効果の優れた特性と木材の持つ柔らかな風合いが共に活かされています。
なお、平成30年(2018)~令和2年(2020)に耐震補強及び大規模改修工事が行われ、安全性と利便性が向上しました。

○国登録有形文化財となったコンサートホールとしては、関東地方でも最大級の大きさです。歴史と優れた音響を感じることができるホールを、ぜひご利用ください。

 

(画像)土浦市民会館外観
(画像)土浦市民会館大ホール内

 

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  • 【更新日】2024年3月22日
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