概要
土浦城東櫓は譜代大名西尾氏が土浦城主であったときに建てられたと伝えられ、西櫓とともに東西の土塁の上に存在していました。
「櫓」は、もともとは城の防御の拠点の一つとしての物見の役割や、武器庫の役割をもった建物でした。それに加えて、江戸時代の東櫓は貴重品などを入れておく文庫蔵の役割を果たしたと考えられます。
東櫓は明治時代の火災で本丸館とともに失われましたが、平成10年に復元されました。
復元された東櫓は、江戸時代の建築技術を継承しながら現代工法も取り入れた建物となっており、博物館の付属展示館として土浦城を紹介しています。
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構造形式
木造本瓦葺き 二階建(二層二階)
入母屋造り
1階 4間×5間=20坪
2階 3間×4間=12坪 計32坪(約111.1m2)※1間=約1.86mで換算