・事業者様におかれましては,自転車通勤のメリット等についてご確認いただき,自転車通勤の導入についてご検討いただけますと幸いです。
■ 事業者のメリット
経費の削減
・自転車通勤は,通勤手当や駐車場の維持に係る固定費の削減につながります。
自転車通勤による経費削減効果の例 (国土交通省)
生産性の向上
・時間管理や集中力,対人関係,仕事の成果など,生産性の向上が期待されます。
自転車通勤による労働生産性の変化(国土交通省)
イメージアップ
・環境に優しい,健康的といった事業者のイメージアップにつながります。
■「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト
自転車通勤を導入する企業・団体を国土交通大臣が認定し,自転車通勤の取組を広く発信
■ 従業員のメリット
体力・筋力の維持
・自転車通勤は内臓脂肪を燃やし,体力・筋力の維持に役立ちます。
生活習慣病発症リスクの軽減
・がんや心臓疾患による死亡・発症リスクの軽減が期待されます。
株式会社シマノ資料
精神面の健康増進
・自転車通勤で気分がイキイキ・リラックスした状態に
株式会社シマノ資料
■ 自転車通勤を導入する上で検討すべきこと
自転車通勤の導入に当たっては,下記についてご検討いただく必要があります。
・日によって通勤経路や交通手段が異なることを認める制度設計
・事故時の労災認定の明確化
・自転車の安全利用(ヘルメットの着用,自転車保険への加入促進)
・駐輪場など,自転車者通勤に必要な施設の整備
■ 市内の事業者様へのご提案
自転車通勤の導入にあたり,自転車通勤体験プログラムを実施しませんか
・自転車通勤体験プログラムとは,市職員の自転車通勤を推進するため,一部の市職員を対象に週2日程度の自転車通勤を実施し,体重・血液の変化及び通勤直後の気分を記録し,自転車通勤が体や心に与える影響を確認した試みです。
自転車通勤体験プログラムの流れ
STEP1 自転車通勤体験プログラム講習会を受講する
・参加者の自転車通勤に対する不安,疑問を解消し,意欲を促進させるため,講習会を実施します。
・市職員が講師を務めます。
STEP2 自転車通勤を体験してみる (2ヶ月間)
・参加者には,2ヶ月間,週2日程度の自転車通勤を推奨します。
・実施期間中は,通勤後の体調,気分を記録するための記録票を作成いただきます。
・記録票は,自転車通勤時との比較を行うため,自転車以外で通勤した日についても作成いただきます。
STEP3 振り返ってみる
・参加者には,自転車通勤期間終了後,自身の変化を振り返るための振り返りシートを作成いただきます。
市職員を対象とした自転車通勤体験プログラムの結果
・参加者に血液状況の改善や体重の減少(2ヶ月で約1kg)などの変化が見られました。
・また,自転車通勤は,他の通勤方法に比べ通勤後の気分が良くなることが分かりました。
■ 自転車通勤体験プログラム実施ご希望の市内事業者様は,下記お問合せ先までご連絡ください