茨城県内の犯罪情勢についてですが、平成14年の刑法犯認知件数約68,000件をピークに年々減少を続け、令和3年にはピーク時の約5分の1となる約14,000件となりました。
しかし、令和4年から2年連続で増加傾向となり、特に、空き家に対する窃盗事件の認知件数は、令和3年中は173件でしたが、令和5年中は、663件と2年間で4倍近く増加と由々しき事態となっております。
空き家に対する窃盗事件は、被害の8割以上が窓ガラス等を破壊され、建物内から現金や貴金属等が盗まれていることから、建物内に
・現金など貴重品を保管しない
・窓ガラスへの補助錠の設置や防犯フィルムの貼付け
など防犯性が高い器具を導入することにより、犯人が容易に侵入できない建物にすることが重要です。
つきましては、空き家の所有者若しくは管理者の皆様におかれましては、防犯対策の普及に御協力お願いします。
また、県警察では、防犯アプリ「いばらきポリス」により、地域の「犯罪情報」や「交通事故情報」、「県警からのお知らせ」などを配信しておりますので、一人でも多くの方々に利用していただき、犯罪被害の未然防止と防犯意識の向上に繋げたいと考えておりますので、防犯アプリの活用に御協力をお願いします。