土浦小学校に市の公共施設で初めてカーボンニュートラル都市ガスを導入しました!
市では、東京ガス株式会社及び東部ガス株式会社との「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」
に基づく協議を踏まえ、令和5年4月より、土浦小学校に市の公共施設で初めてカーボンニュートラル都市ガスを導入
しました。
この導入に伴い、カーボンニュートラル都市ガスを使用している企業等によって構成される団体「カーボンニュート
ラルLNGバイヤーズアライアンス」に加盟し、ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを加速させます。
導入の目的
令和2年7月に表明した「ゼロカーボンシティ」の実現に向け、CO₂排出量の削減を図ることを目的とし、導入しま
した。
カーボンニュートラル都市ガスとは
カーボンニュートラル都市ガスとは、カーボンニュートラルLNGを原料とした都市ガスです。カーボンニュートラル
LNGとは、天然ガスの採掘から燃焼までの過程で発生する温室効果ガスを、新興国等における環境保全プロジェクトに
より創出されたCO₂クレジット(注記)で相殺すること(カーボンオフセット:差し引きゼロにすること)により、地
球規模では、この天然ガスを使用してもCO₂が発生しないとみなされるガスです。
注記:CO₂クレジットとは、信頼性の高い検証機関が、世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO₂削減効果をルールに基づき定量化
したもの
導入によるCO₂削減量
カーボンニュートラル都市ガスの導入により、約87,018キログラム(87トン)の削減が見込まれます。
これは、令和3年度の市の事務事業に伴う排出量の約0.2%となります。
【計算式】
31,078立方メートル(令和3年度使用量)×2.8キログラム毎立方メートル(カーボンニュートラル都市ガス排出係数)
=約87,018キログラム
※令和3年度の市の事務事業に伴う排出量は39,587トンなので、削減される約87,018キログラムは、全体の0.2%と
なる。
カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンスとは
持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNGの普及拡大と利用価値向上等を目的とし、東京ガスが中心
となって令和3年3月9日に設立され、カーボンニュートラルLNGの供給を受けている企業等、令和5年3月末時点で
約76団体が加盟しています。カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンスの加盟に伴う費用は発生しません。
今後の導入(拡大)予定と市の取り組みについて
ゼロカーボンシティの実現に向け、他の小学校等へのカーボンニュートラル都市ガスの導入を検討し、CO₂排出量の
削減を図るとともに、環境教育や周知啓発にも努めます。
カーボンニュートラル都市ガス使用中ポスター [PDF形式/331.47KB]