「自殺予防週間」と「自殺対策強化月間」
自殺対策基本法では、9月10日~9月16日を「自殺予防週間」、3月を「自殺対策強化月間」と位置づけています。
自殺予防週間・自殺対策強化月間は、命の大切さや自殺について、正しい知識の普及啓発を行うもので、自殺の危険を示すサインや、それに気づいたときの対応方法等について、理解の促進を図ることを目的とし、国、地方公共団体、関係機関が一体となり「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、啓発事業及び各種相談事業等を実施します。
自殺の現状
世界では、年間80万人近くの人が自殺により亡くなっており、これは40秒間に1人、地球上のどこかで誰かが自殺していることとなります。
日本の自殺者数は、平成10年以降、14年連続して3万人を超える状態が続いていましたが、平成24年に15年ぶりに3万人を下回りました。令和5年の自殺者数は、21,837人ですが、依然として毎年2万人を超える方が自ら命を絶っているという、深刻な状況が続いています。
グラフ:厚生労働省自殺対策推進室 警察庁生活安全局生活安全企画課 令和5年中における自殺の状況 から引用
土浦市の令和5年の自殺者数は、24人であり、令和4年の土浦市の自殺者数15人から増加しています。
また、令和5年の土浦市の自殺死亡率(人口10万人あたりの自殺死亡者数)は16.97であり、全国の17.41、茨城県の17.40より低い値ですが、引き続き、自殺対策は重要な課題です。
土浦市自殺対策計画
土浦市では、「気づく つながる いのちを支えあうまち」を基本理念とし、誰もが自殺に追い込まれることのないまちづくりを目指すため、「土浦市自殺対策計画」を策定しております。
相談窓口のご案内
悩みがあるときは、ひとりで抱え込まず、お気軽に相談窓口をご利用ください。
誰かに話すことで、考えや気持ちの整理ができ、心が落ち着くことがあります。
相談窓口 | 相談方法 |
こころの相談 (土浦市) | 面接 |
心と体のこと1(相談窓口) (茨城県) |
電話、FAX、メール、面接 ※相談窓口により相談方法が異なります。 |
こころのSNS相談@いばらき (茨城県) | SNS |
まもろうよ こころ (厚生労働省) | 電話、SNS |
開催会場 | |
さざれの集い |
セキショウ・ウェルビーイング福祉会館 (茨城県総合福祉会館) |
自死遺族のつどい(ゆったりカフェ龍の会) [PDF形式/2.64MB] | 龍ケ崎市市民活動センター 多目的室 |
「ゲートキーパー」をご存知ですか?
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、声をかけ、話を聞き、必要な支援につなげ、見守ることができる人のことで、「命の門番」とも位置付けられています。
ゲートキーパーになるのに特別な資格はいりません。あなたの声掛けが、誰かの支えになることがあります。
あなたもゲートキーパーに! 大切な人の悩みに気づく、支える ※「政府広報オンライン」のサイトへジャンプします。
誰でもゲートキーパー手帳(第二版)A4両面印刷・折りたたみ版 :厚生労働省 ※長辺綴じで両面印刷をして4つ折りにしてご利用ください
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