市長あいさつ
皆さん、こんにちは。令和7年7月7日、7が3つ並ぶ特別な七夕の日を迎えました。関東地方では梅雨明け間近となり、いよいよ本格的な夏がやってきます。連日酷暑が続いております。こまめな水分補給やエアコンの使用など熱中症予防に心がけましょう。
さて、夏の風物詩の一つである全国高等学校野球選手権茨城県大会が7月5日に開幕いたしました。市内のJ:COMスタジアム土浦も予選会場となっており、昨日、一回戦が行われたところです。私も夏の甲子園を目指す高校球児たちの熱い戦いを見届けたいと思います
土浦・阿見都市計画 地区計画の決定について
今回、都市計画決定したのは、高津第二地区、大畑第一地区、大畑第二地区の3地区でございます。
高津第二地区は、イオンモール土浦の南側に位置する区域であり、都市計画マスタープランでは「にぎわい拠点」に位置づけており、商業系の地区計画を決定しました。また、大畑第一地区は、土浦北ICに近接し、小野土浦線沿線の東西に広がる工業系施設が集積した区域、大畑第二地区は、国道125号、小野土浦線に隣接するとともに、土浦北ICに近接する流通系施設が集積した区域であり、工業流通系の地区計画を決定しました。
今後は、これらの地区において地区計画に基づいた建築物の建築が可能となりますことから、市街化調整区域の維持活性を図るとともに、産業系土地利用を促進し、引き続き、持続可能なまちづくりを進めてまいります。
夏休みファミリーミュージアム
本企画は、毎年、小・中学校の夏休み期間中に、親子を対象として、郷土の歴史と文化に親しんでもらうことを目的に開催しています。上高津貝塚ふるさと歴史の広場では、テーマ展「地面にほられた昔のお墓 」と題しまして、市内の遺跡で見つかった縄文時代から江戸時代までの さまざまなお墓とその特徴を、小中学生向けに解説いたします。また、博物館では、テーマ展「ご先祖さま―弔う・迎える・期待する―」と題しまして、人々が先祖とどのように向き合ってきたのかを紹介するテーマ展を開催いたします。
その他、親子で楽しめるイベントをたくさん用意しておりますので、ふるってご参加ください。
観光帆曳船の操業開始について
ワカサギ漁が解禁となる7月21日を皮切りに、10月13日までの期間中の毎週土曜日・日曜日・祝日に、霞ケ浦湖上において、本市が所有する2艘の帆曳船を操業いたします。
7月6日にシンポジウムも開催されたところですが、帆曳船は、もともとワカサギやシラウオなどを獲る「帆引き網漁」を行う船で、その技術は「国選択無形民俗文化財」にも選定されております。観光資源としてだけでなく、霞ケ浦漁業の伝統を後世に伝えるため、極めて重要な文化財となっています。
また、8月3日のキララまつりにおいては、かすみがうら市と本市の4艘による合同操業を行い、10月5日には、かすみがうら市、行方市と本市の6艘による合同操業を行います。
土浦港からは、「ホワイトアイリス号」の見学船が運航されており、湖上から帆曳船を間近でご覧いただくことができます。
さらに、帆曳船の運航時期に合わせ、8月23日に、土浦まちかど蔵「野村」にて「帆引き船模型工作教室」を開催いたします。この工作教室は平成24年に始まり、今年で16回目の開催でございます。かすみがうら市の「霞ヶ浦帆引き船・帆引き網漁法保存会」の皆様のご協力をいただき、帆引き船の歴史や構造を学びながら、約40分の1サイズの模型を作ります。対象は小学5年生以上で、参加費は3,000円、受付開始は7月10日からで先着15名となります。皆様のご参加をお待ちしております。
土浦キララまつり2025
今年の「土浦キララまつり」は、8月2日と3日の2日間、両日とも土浦駅西口駅前通りから亀城公園北交差点を歩行者天国として、開催いたします。
2日は、市内および近隣11校の高校生による「学祭TSUCHIURA」や「ものまねステージ」が行われ、「七夕おどり」では、流し踊りをうらら大屋根広場前まで延長し、参加者が会場を練り踊ります。
また、亀城公園内では、飲食ブースや夏の夜空を照らすランタンイベントを実施するほか、霞ケ浦湖岸では、参加者の願いを込めた「願い事花火」を打ち上げます。
3日は、多くの市民が音楽やダンスパフォーマンスを披露する「キララステージ」をうらら大屋根広場で開催いたします。また、午後4時頃から駅周辺を山車が巡行し、午後8時からのフィナーレでは、山車を駅前に集結させた「競演」で、2025年のキララまつりを盛大に締めくくります。
ぜひ、多くの皆様にご来場いただき、参加者も来場者も一体となって、土浦の夏を楽しんでいただきたいと思います。
土浦市×「機動警察パトレイバー」コラボ事業
本市が重要な舞台の一つとなっている「機動警察パトレイバー」を活用した取組につきましては、市の名所などを背景に、主要キャラクターと組み合わせたデザインマンホールの作成、そして、このデザインをベースに作成したマンホールカードの配布をはじめ、数々のイベントなどを開催してまいりました。今年の4月からは、重ね捺しスタンプラリーも実施しているところです。
このたび、7月25日に、新たなマンホールカードの配布を開始いたします。今回のデザインは、特殊車輛二課所属の純警察用レイバー「イングラム2号機」で、ファンの間では人気のデザインです。ぜひ、ファンの皆様には、配布場所の土浦市立一中地区公民館はもちろん、デザインマンホールが設置されている土浦駅西口周辺を散策していただき、思う存分楽しんでいただきたいと思います。
また、今回のマンホールカード配布に合わせて、本市限定で新たに「機動警察パトレイバー」グッズを、土浦まちかど蔵大徳、きらら館にて販売いたします。ここでしか手に入らない限定グッズですので、ぜひ土浦を訪れた記念にしていただければと思います
子ども模擬議会の開催について
今年で28回目を迎える子ども模擬議会は、7月31日午後1時40分から開催いたします。
今年は、市内の小学校・義務教育学校16校から、16名が参加します。「夢のある、元気のある土浦」の実現に向け、土浦の未来を真剣に考えた質問や提案を投げかけてくれます。未来を担う若い世代から、今後のまちづくりにつながるような意見を聴けることを楽しみにしております。
第26回 土浦薪能の開催について
この土浦薪能は、薪能としては県内唯一の開催であり、篝火に照らされ、文化財である土浦城址と本物の松を背景に、幻想的な非日常の世界をご堪能いただけます。