市長あいさつ
皆さん、こんにちは。木々の緑が深まり、風薫るさわやかな季節になりました。亀城公園やうらら大屋根広場では、鯉のぼりが晴れ渡る空のもと、優雅に泳いでいます。ご寄贈いただいたオリジナルデザインの手描き鯉のぼりも仲間入りしましたので、ぜひご覧ください。
さて、先月20日に行われました、かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2025は、22の国と地域から13,718名の方にご参加いただきました。
フルマラソン男子に出場されたプロランナーの川内優輝さんは、2時間19分10秒の記録で13年ぶり2度目の優勝を果たしました。また、ブラインドマラソン10マイル女子B2クラスの道下美里さんは1時間7分34秒の大会新記録で優勝されました。
自分自身の限界に挑戦するランナーの皆様の姿に元気と感動をいただきました。大会を盛況のうちに終えることができましたのも、ボランティアの皆様をはじめ、大会関係者の皆様、沿道にお住まいの皆様のお力添えあってのことと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
土浦くらし応援チケット「つちまる商品券」の発行
本市といたしましても、市民生活支援・中小店応援の独自策として、プレミアム付商品券土浦くらし応援チケット「つちまる商品券」を発行いたします。
奨学金返還支援事業・地方就職学生支援事業
あらゆる業種で人材不足が加速するなか、本市へのUIJターンを促進することを目的として、奨学金の返還を行う方に対し、補助金を交付する「奨学金返還支援事業」と、東京圏内から茨城県内の企業への就職及び本市への移住を希望する方に就職活動に要した交通費等を支給する「地方就職学生支援事業」を新たに5月12日より受付を開始します。該当される方に、ご活用いただくことで、若者定住による本市の活性化に繋げてまいりたいと考えております。
新入学児童ランドセル贈呈事業
この事業は、昭和51年度の開始から、長年にわたり、児童や保護者の皆様にご好評を頂いており、節目となる50年目を迎えることとなりました。このようなタイミングで、令和8年度の新入学児童への贈呈分から、ジェンダーレスなどの性別に対する社会意識や近年の登下校時の環境の変化に対応するため、ランドセルをリニューアルいたします。
リニューアルにあたりましては、昨年度に児童や保護者に向けアンケートを行い、その内容を踏まえた変更となっております。見直し内容ですが、色については、赤・黒・黄色の3色から、薄い茶色1色へ変更します。
機能面については、夏の気温上昇やGIGAスクール端末の持ち帰り学習、防犯対策に対応するとともに、児童の負担軽減を図る見直しを行いました。事業開始以来の大幅リニューアルになっております。
子どもたちに6年間愛用してもらえるランドセルになることを願っております。
令和7年度土浦市職員採用試験の実施
今年度の採用試験は、昨年度に引き続き、社会人経験者を中心とした10月採用と、新卒者を中心とした4月採用を実施いたします。土浦市では、高度化・複雑化する行政課題に対応するための専門性を確保するため、事務職や消防職のほか、土木職などの技術職や保健師などの多様な専門職を募集します。土浦が大好きで誇りと愛着をもつ「土浦愛」がある方、これから土浦のために一緒に働きたいと思っていただける方に、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。たくさんの方からの応募を期待しております。
令和7年度土浦市水防訓練
5月17日午前8時から、桜川左岸河川敷において、土浦市水防計画に基づく水防訓練を実施いたします。近年、全国各地で大規模な水害が発生し、水害時における水防活動の重要性が高まっております。今年も出水期を迎えるに当たり、水防工法の技術向上と水防意識の高揚を図り、有事の際の被害ゼロを目指して水防訓練を行います。
土浦市消防団や自主防災組織など約800人が訓練に参加する予定です。主な内容は、昨年実施した月の輪工法、改良型積み土のう工法、シート張り工法に新たに水防マット工法の訓練を追加するとともに、VR体験や給水体験などを実施いたします。
また、別会場におきまして、洪水ハザード内住民避難訓練を行います。今回は、桜川が氾濫した場合における浸水想定区域内の町内会、16地区の皆様にご参加いただき、指定避難所である真鍋小学校、土浦第四中学校へ避難していただく訓練となります。
土浦皐月まつり
エコス新治店センターコートにおきまして、5月23日から26日までの4日間、「第56回土浦皐月まつり」を開催いたします。花季展として開催する「土浦皐月まつり」は、毎年、新緑の香るこの季節に、本市愛好家の皆様が丹精込めて育てた、約50点の作品が展示されます。
例年、大品の部、中品の部、小品の部、盆養の部などの区分により出品展示され、優秀な作品には、茨城県知事賞をはじめ、関係機関から表彰されます。出展作品の多彩な花の美しさをご覧いただきたいと思いますので、ぜひお越しください。
ミャンマー中部地震における国際緊急援助隊の派遣
このたび、本市消防職員が、国際協力機構JICAの要請を受けて参加しておりました国際緊急援助隊の任務を終え、無事に帰国いたしました。当該職員は、連日40度を越える酷暑と雨季による大雨の中、患者のカルテや資機材の管理、感染症対策など現地での人道支援に大きく貢献してまいりました。
職員には、今回の経験を生かし救急救命士として、更なる活躍を期待するところでございます。現地に送り出してくださったご家族や、JICAをはじめ関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。