市長あいさつ
この度、今治市や岡山市をはじめ日本各地で発生した大規模な林野火災により被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。被害に遭われ不自由な生活を余儀なくされている皆様の安全と、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。なお、今治市と本市は、国のナショナルサイクルルートを有する「サイクリングのまち」として相互に連携をしております。市では、今治市の復興を支援するため、災害義援金の募金及びふるさと納税による代理寄付の受付けを開始したところです。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
さて、新年度の始まりとなる4月を迎えました。入園、入学、入社、新たな生活のスタートに向けて、期待に胸を膨らませている方も多いことと思います。また、本日、本市でも新規職員24名を含む517名(※市336名・消防181名)の職員に人事発令をいたしました。新しい環境に早く慣れていただき、ご活躍されることを願っております。
私は、市長就任以来、子育て世帯支援や、交通課題解決に向けた施策など、市民の皆さまに寄り添った、数々の施策を実行してまいりました。これらに加え、インクルーシブデザインの大型遊具の導入や、地域連携公共ライドシェアの実施など、先駆的な施策にもトライし、着実に成果をあげております。
新年度におきましては、この流れを途絶えさせることなく、奨学金の返還支援や、学校給食費無償化の継続など、若者や子育て世帯の経済対策に重点を置き、未来を見据えた新時代への投資に挑戦し続けてまいります。
フレックスタイム制の導入
職員の柔軟な働き方を促進し、より働きやすい職場環境を整えるため、4月から、フレックスタイム制を導入いたします。
この制度では、朝7時から夜10時までの間で、職員一人ひとりが勤務時間を自由に設定できるものです。ライフスタイルに合わせた多様な働き方を推進することにより、離職者の減少や、優秀な人材の確保にも効果があるものと期待しております。
世界自閉症啓発デー・ブルーライトアップ
4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせ、2日から8日までを「発達障害啓発週間」とし、自閉症をはじめとする発達障害についての正しい理解が進むよう、全国的に啓発活動が行われております。その活動の一つとして自閉症のシンボルカラーである、ブルーのライトアップを行います。
これは「癒やし」や「希望」などを表す色で、本市では初めて行います。場所は、うらら大屋根広場、土浦駅ペデストリアンデッキスカイリング、シースルーエレベーターの3か所で、4月2日から8日の期間、午後5時から8時まで点灯いたします。
第35回かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン
「第35回かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン」のエントリー数と今大会のゲストランナー、招待選手が決定いたしましたので、ご報告いたします。エントリー数は、かすみがうらマラソン、ブラインドマラソン、ウオーキングを合わせて、昨年より多い15,832名でございます。
大会を盛り上げていただくゲストには、バルセロナ大会とアトランタ大会のオリンピックメダリストの有森裕子さんをお迎えします。有森さんは、今大会で23回目の参加となり、今年もチャリティアンバサダーを務めていただきます。
そして、アテネパラリンピック金メダリストの高橋勇市さんには、10マイルB1クラスにご参加いただくとともに、昨年に引き続きブラインドマラソンアンバサダーも努めていただきます。
そのほかのゲスト・招待選手として、世界陸上などでご活躍された川内優輝さんや、パラリンピックで、リオ、東京、パリと3大会連続でメダルを獲得された道下美里さんをはじめ、実業団や駒澤大学の大学生など多くのランナーに出場していただきます。
当大会は、大会テーマであります「甦れ霞ヶ浦 水はスポーツの源」・「体験する福祉・ノーマライゼーションの実践」に賛同していただいたスポンサー様や、多くのボランティアの皆様に支えられ開催をしております。当日は、交通規制もございますので、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
機動警察パトレイバー コラボ事業
本市が重要な舞台の1つとなっている「機動警察パトレイバー」を活用し、次々と趣向を凝らした取り組みを行っております。先月のこの場でも、特別ラベルを施したそば焼酎「土浦小町」の販売や、新たなマンホールの設置を報告させていただいたところです。
今回は、パトレイバーデザインのマンホールカード第6弾として、4月25日に、新たなマンホールカードを配布いたします。配布場所は、JR土浦駅構内の観光案内所でございます。
今回のデザインは、「内海と黒崎」で、作中では「シャフト・エンタープライズ土浦研究所」において、「グリフォン」を開発した重要人物かつ土浦に縁の深いキャラクターです。また合わせて、今回の配布場所である観光案内所、市民ギャラリー、博物館、土浦まちかど蔵の4か所を巡ると一枚の絵になるスタンプラリーを実施いたします。
ぜひ、マンホールカード集めとともにスタンプラリーを楽しみながら、市内を散策していただければと思います。
フリースケート世界大会の開催
この度、第5回世界大会が、5月3日から5日の期間、うらら大屋根広場を中心に開催されます。
フリースケートの正規品を製造している「JMKRIDE(ジェイエムケーライド)」が市内に所在しているというご縁があり、令和5年の第3回世界大会が開催され、去年、今年と3大会連続で本市開催となります。
世界各国から、約100名の選手が参加されますが、本市からは、前回大会でも入賞されている高校生プロスケーターの丸山美伶寧選手、中学3年生の濱野依人選手のほか、小学6年生の柴田愛羅選手、5年生の結海選手は姉妹で出場されます。
「Made in土浦」のスケートを使用した、ワールドクラスの大会でございます。是非会場に足を運んでいただければと思います。