公共交通の活性化
自動車社会の進展、少子化の進行等の影響により、鉄道やバス、タクシーといった公共交通を取巻く状況は、年々厳しくなってきております。しかしながら、交通弱者といわれる高齢者や障害者、児童・生徒等の移動手段の確保のために公共交通は必要であり、また環境にやさしいまちづくりを推進していく上でも、公共交通の果たす役割は大きなものとなります。 利便性の高い公共交通の実現を目指すことを念頭に置き、土浦市地域公共交通計画(以下「公共交通計画」という。)を策定しました。
令和4年度以降は、公共交通計画に基づき、公共交通活性化の施策を展開しています。
公共交通が地域の皆さんの足として今後も維持され、より活躍してもらうためには、市民の皆さんに利用していただくことが重要です。公共交通が地域の財産であることを理解し、大切にする気持ちを持って、ご協力くださいますようお願いいたします。
常磐線の利便性向上
土浦市では、市民の皆さんの利便性向上や、地域の活性化・イメージアップのために、「茨城県南常磐線輸送力増強期成同盟会」や「茨城県常磐線整備促進期成同盟会」に加盟し、沿線他市町村と協力し合いながら、JR東日本本社および水戸支社へ、常磐線の利便性の向上や輸送力の増強を働きかけています。
今までも東京自由乗車券復活や新型車両の導入等を要望してまいりました。今後も常磐線の東京駅乗り入れ促進や、利用しやすい駅舎の整備等を、積極的に働きかけてまいりますので、ご支援よろしくお願いいたします。
・茨城県南常磐線輸送力増強期成同盟会
・JR東日本
路線バスの維持
土浦市内には、土浦駅、荒川沖駅、神立駅のJR 常磐線の3 駅があり、これらの駅を中心にバス路線が広がり、石岡市、下妻市、常総市、つくば市、稲敷市、かすみがうら市、行方市、小美玉市、阿見町、美浦村の周辺市町村に路線が伸びています。道路運送法が改正され、バス路線の休廃止が許可制から届出制となったことや利用者が減少したことから、廃止や減便される路線もあることから、近隣自治体とも連携しながら、路線を維持していくと共にさらなるサービス水準の向上を図り、交通利便性を高めます。
・キララちゃんバス
・関東鉄道
・関鉄観光バス
・関鉄グリーンバス・パープルバス
・JRバス関東
・Bus Stop Ibaraki ~いばらき路線バス案内所