平成25年1月23日に茨城県内では初めて、神栖市でセアカゴケグモが確認されました。
セアカゴケグモは、本来国内には生息していない外来種であり、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている毒グモです。
環境省でも、生息域が拡大しているとみています。
セアカゴケグモは、さほど攻撃的ではないとの見解もありますが、メスは毒を持っているため、むやみに触らないよう注意してください。
発見または駆除したときは、土浦市環境衛生課衛生管理係までご連絡ください。
連絡先 環境衛生課 衛生管理係(029-826-1111(代) 内線2407・2461)
■ セアカゴケグモの特徴
・メスだけが毒を持っています。成熟したメスは体長0.7~1cm程度。全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条
(しま模様)があります。
・日当たりのよい暖かい場所で、地面や人工物のくぼみや穴、裏側、隙間に営巣します。
例)自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中など
・暑い時期に活動的になり、6~10月ごろに繁殖します。
参考1:メスの大きさと特徴
■ 発見したときは
・絶対に素手で触ったり、捕まえたりしないようにしてください。
・一般的な家庭用殺虫剤(ピレストロイド系)で駆除することができるほか、
靴で踏みつぶす等の物理的な方法があります。(生きたまま洗い流さないように注意)
・また、卵が入った袋「卵嚢(らんのう)」が一緒に見つかることがあります。卵嚢には殺虫剤が効きにくいので
ビニール袋等に入れて踏みつぶすことで駆除してください。
・発見または駆除したときは、土浦市環境衛生課衛生管理係までご連絡ください。
連絡先 環境衛生課 衛生管理係(029-826-1111(代) 内線2407・2461)
■ 万が一咬まれてしまったら
・皮ふに残った毒を石鹸で洗い流し、氷のうなどで冷やしてください。
・その後、速やかに医療機関を受診してください。
・受診時にクモの死骸を持参すると、早期の診断・処置につながります。
■ セアカゴケグモに関する参考情報
◇環境省
・セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(PDFファイル:627 KB)
・特定外来生物セアカゴケグモについて リーフレットはこちら(PDFファイル:2.5MB)