土浦市では、産科医療機関で実施される聴覚検査の費用の一部を公費助成します。
妊娠届出時に新生児聴覚検査受診票を交付いたします。
新生児聴覚検査について
新生児聴覚検査は、生まれて間もない時期に聞こえの程度を推測することができる装置を使用して医療機関で行われるスクリーニング(詳しい検査を必要とする子どもをできるだけ見逃さないための検査)です。
これは「ささやき声」程度の音を左右の耳にきかせて反応をみるもので、赤ちゃんが寝ている間に行われ痛みは一切ありません。
通常は出生後の入院中に検査は行なわれますが、実施時期につきましては医療機関にご確認ください。
言葉の育ち
言葉が聞こえるから話し言葉が育ちます。この「言葉の育ち」は脳の発達によって可能となるもので、ある時期が過ぎてしまうと発達するのが難しくなると言われています。生まれてから早い時期に難聴の有無がわかり、生後4~5か月ごろから専門の療育機関で適切な指導を受けることができれば、話し言葉の発達において大きな可能性が広がることにつながります。
助成内容
対象者
聴覚検査を受けた日に土浦市に住民登録のあるお子さん
助成回数
対象者1人につき1回,初回検査でリファーとなった場合の確認検査1回
助成額
1回につき,自動ABR(ABRを含む)は3,000円を、OAEは2,000円を上限に、検査に要した費用の額(上限を超えた金額は自己負担となります)
助成の受け方
ア 茨城県内の医療機関等で出産される方
入院時に「新生児聴覚検査受診票」を医療機関等へご提出ください。
なお、助成額を超えた金額は自己負担となります。
※出産する医療機関等で検査を実施していない場合は、こども包括支援課へご相談ください。
※県内においても、利用できない医療機関等があります。→ウ へ
イ 茨城県外の医療機関等で出産される方
県外の病院に受診する1か月前までに、こども包括支援課へご相談ください。個別契約が可能な医療機関等において
は、入院時に受診票を提出することで助成が受けられます。
※医療機関等によっては、個別契約できない場合があります。→ウ へ
ウ 医療機関等で助成が受けられなかった方
検査費用を医療機関に全額お支払いいただき、その後土浦市に助成金交付申請をすることで助成額上限に還付いたし
ます。
申請手続きに必要なものは次のとおりです。
(2) 医療機関の発行する領収書
聴覚検査の金額が明記された領収書が必要です。明細書があれば添付願います。
(3) 新生児聴覚検査受診票
(4) 印鑑
(5) 金融機関口座番号がわかるもの
◆申請請求期限は、お子さんの1歳の誕生日までです。
申請窓口
〒300-8686
土浦市大和町9番1号(本庁舎1階)
土浦市こども包括支援課 母子保健係
TEL:029-826-1111 内線2513
平日8時30分~17時15分
聴覚検査を希望される方で、出産された医療機関で聴覚検査をお受けになる事ができない場合
外来で検査を実施している医療機関をご案内しますので、
こども包括支援課【TEL029-826-1111(内線2513)】までお問い合わせください。
受診票を紛失した場合
インターネットから受診票の再交付申請ができます。
こちらから必要事項を入力してください。ご申請いただいた内容を確認後、1週間程度で住民登録のあるご住所へ受診票を郵送いたします。
※お急ぎで受診票が必要な方は、母子健康手帳をお持ちのうえ、土浦市役所1階こども包括支援課窓口でお手続きください。(その場でお渡しが可能です)
※土浦市に転入された方は、窓口での申請が必要です。土浦市役所1階こども包括支援課窓口までお越しください。