平成13年度、地区市民委員会を束ねる中央組織として「土浦市まちづくり市民会議」を設立し、各市民委員会のまちづくり活動などの情報交換の場として運営されています。
まちづくり市民会議では、地区市民委員会と同様に各地区の専門部長で構成する6つの専門部会を設けており、各地区の専門部会間の情報交換や市政との連携・協力を目的として活動しています。
また、市民憲章の実現のため、花いっぱい運動、小中学生を対象とした「市の木・市の花・市の鳥」を題材にした絵画展など、明るくさわやかなまちづくり活動を進めています。
基本理念・方針
近年、核家族化や少子高齢化、都市化の進展などに伴い、地域連帯感が薄れつつあるなか、福祉・環境など地域に密着した問題や日常生活をおびやかす犯罪が増えるなど、地域コミュニティの機能低下が懸念されており、これまでにも増して地域のつながり、ふれあい、助け合いに基づく活動が必要となってきています。 そこで、「まちづくり市民会議」や「地区市民委員会」では、土浦市民憲章の趣旨にのっとり、地域の問題、課題を自らの立場で解決できるよう、さらに広がりのある市民ネットワークづくりを目指して、「安全・安心で快適な地域づくり」のための活動を盛んにし、住民の交流と融和を深め、住みよいさわやかな土浦のまちづくりを市民が力を合わせて推進していきます。 |
主な事業内容
1.市民憲章推進事業
2.花いっぱい運動事業
3.「市の木・市の花・市の鳥」広報普及事業
4.専門部による独自事業
5.表彰事業
1.市民憲章推進事業
市民一人ひとりが心を合わせ住みよいさわやかなまちづくりを進めよう、との願いをこめて昭和50年に制定された市民憲章の広報普及に努めていきます。
2.花いっぱい運動事業
花や緑を育てて自分たちの過ごす地域や環境を美しくするとともに、「思いやり」と「ふれあい」の心を豊かにすることを目的として花いっぱい運動を展開しています。その一環として、サルビアとマリーゴールドの花苗を配布しています。また、コンクールを実施し、花いっぱい運動ですばらしい成果をあげている地域・団体・職場・学校を表彰しています。
花苗配布(6月)
コンクール(地域の部)
コンクール(学校の部)
表彰式(8月)
3.「市の木・市の花・市の鳥」広報普及事業
昭和60年に市制施行45周年を記念して、自然に対する市民意識の向上と潤いのある住みよいまちづくりを推進するために制定された「市の木・市の花・市の鳥」の啓発と郷土 土浦を愛する心を育てるために、市内の小中学校児童生徒を対象として絵画コンクールを開催しています。
表彰式(10月)
4.専門部による独自事業
まちづくり市民会議には「福祉部」「安全部」「スポーツ・健康部」「環境部」「文化広報部」「青少年育成部」の6つの専門部があり、各地区市民委員会の専門部長によって組織されています。市民会議専門部では、各地区の活動の情報交換のほか、全市を対象とした独自事業を開催しています。
朝日峠ハイキング(スポーツ・健康部)
楽しもう!サイクルーズ(スポーツ・健康部)
防災セミナー(安全部)
花壇づくり講座(環境部)
5.表彰事業~「まちづくりの実践をたたえる表彰」
明るく住みよい豊かなまちづくりを推進するため、市民憲章制定のこころを理解し、積極的にまちづくり活動を行い、市民の範となり、多大な功績をあげている個人あるいは団体を表彰しています。