鳥獣による農作物被害を防ぐためには、捕獲だけでなく、鳥獣を寄せつけない環境づくりが重要です。
地域や個人でできる対策としては、次のような取り組みが大切です。
(1)藪の刈払い
イノシシなどの野生動物は、身を隠せる藪や草地を好みます。
農地周辺の刈払いを行い、見通しのよい緩衝帯を確保することが侵入防止に有効です。
定期的な草刈り・管理を心がけましょう。
(2)収穫残渣の適正処理
収穫後に圃場へ残された野菜くずや作物残渣は、鳥獣のえさ場となります。
野生動物は一度えさ場を認識すると、繰り返し侵入する習性があります。
収穫残渣は、
・圃場内へのすき込み
・適切な廃棄処理
などを行い、圃場内に放置しないようにしましょう。
(3)放任果樹・野菜等の除去
手入れや収穫がされずに放置された果樹(放任果樹)は、
樹上や地面に残った実がえさとなり、カラスやムクドリ、イノシシなどを人里に引き寄せます。
放任果樹は、伐採や適正管理を行い、被害の未然防止に努めましょう。
被害を出さないために
鳥獣は「安全で、えさのある場所」に集まります。
農地がえさ場と認識されると、被害は継続・拡大します。
有害鳥獣を寄せつけない環境づくりは、最も基本で効果的な対策です。
一人ひとりが心がけ、被害の未然防止を図りましょう。