市長あいさつ
この度の「令和6年能登半島地震」により甚大な被害が発生し、多くの尊い命が失われました。お亡くなりになられた方々と、そのご家族の皆さま方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
現在も活発な地震活動が継続し、不安な日々を過ごされ、また被害に遭われ不自由な生活を余儀なくされていることと思います。一日も早い復旧をお祈りいたします。
市では、地震発生直後より、災害地の情報収集や、支援物資のニーズの確認、関連機関との調整等につとめ、要請に応じ、人材や物資の提供がスムーズに行えるよう、準備を整えております。早速、6日には、要請により、給水車1台と職員3名を石川県に派遣しております。さらに、10日から、能登町への支援に職員3名を派遣いたします。その後、輪島市へ保健師を派遣する予定です。
また、市役所及び地区コミュニティセンターの窓口において、義援金募金箱を設置しておりますので、被災された方への、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。
二期目の市政がスタートし、初めての新年を迎えました。市民の皆様からいただいた期待と信頼をしっかりと受け止め、土浦市のさらなる発展に向けて、決意を新たにしているところでございます。皆様がより一層豊かに暮らしていけるよう、これまで以上に果敢にチャレンジしてまいりますので、あらためまして、ご支援とご協力をお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして、明るく、希望に満ちた素晴らしい年になりますことを心からご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月7日(日曜日)、新年の恒例の「二十歳のつどい」を、国登録有形文化財建造物として認定予定のクラフトシビックホールで行いました。これまで先人たちが守り、育んできた土浦の歴史と文化を、次の世代に継承し、若い力で明るい未来を築いていきたいという新成人の誓いを受けて、胸が熱くなったところです。
令和5年度土浦市文化財防火デー防火訓練の開催
昭和30年1月26日に定められた「文化財防火デー」にあわせて、昭和52年度から実施しております文化財防火訓練を、1月23日(火曜日)に、国や市の指定文化財がございます下高津二丁目の常福寺で実施いたします。
当日は、文化財愛護の会や、近隣住民の皆さんにご参加いただき、通報訓練や初期消火訓練、煙体験、消防車輌による放水訓練などを行う予定です。
男女共同参画×市民協働フェスティバル ダイバーシティ&インクルージョンのまち土浦 ~みんなちがってみんないい~
今年は、「ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(受容)のまち土浦~みんなちがってみんないい~」をテーマに、1月27日(土曜日)午前9時30分から、茨城県県南生涯学習センターにて、講演会及び市民活動団体のパネル展示を行います。
講演会では、内閣府男女共同参画推進連携会議議員などを歴任され、わかりやすくユニークな語り口で定評のある、国立女性教育会館理事長の萩原なつ子さんをお迎えし、ジェンダーギャップ解消を目指した地域づくりについてご講演をいただきます。その後のパネルトークでは、ダイバーシティの視点から、土浦市がもっと元気になる地域づくりについて、市民団体と一緒に語り合います。
男女共同参画センターでは、今回初の試みとして、女子生徒等の理工系への進路選択を応援する「リコチャレ」の紹介コーナーを設置します。そこでは、環境展など本市のたくさんのイベントで活躍してくれました土浦工業高校の生徒の皆さんが、理工系の実験を行ってくださいます。
また、ガスタ 東部ガス様のご協力による、ライフスタジオでの無料のフードコーナーや、ダイバーシティ啓発コーナーなど、お子様から高齢者まで、楽しく学ぶことができる催しとなっておりますので、ぜひ足をお運びください。
令和5年度土浦市防災講演会
今年の防災講演会は、「近年の異常気象と災害」をテーマに、2月4日(日曜日)にクラフトシビックホール土浦で開催いたします。
近年、異常気象による災害が全国各地で多発しており、本市におきましても、昨年6月には観測史上最高雨量を記録し、市内各地で冠水し、被害が発生しました。また、1月1日には能登半島地震が発生し、地震の恐ろしさを再認識したところです。
そこで、今年の講演会では、気象予報士・防災士の資格を持ち、NHKの気象キャスターなど、メディアにも多数出演していらっしゃいます、久保井 朝美さんを講師にお招きし、今までの常識が通用しない近年の気象など最新の知識や、災害発生時の正しい行動の仕方などについてお話をしてただく予定です。
広い世代に関心を持っていただけるような内容となっておりますので、ぜひ、多くの皆様に足を運んでいただければと思います。
第19回土浦の雛まつり
今年の「土浦の雛まつり」は、2月4日(日曜日)から3月3日(日曜日)まで開催いたします。
土浦まちかど蔵を中心に、その周辺の店舗や事業所約100店舗にて、色鮮やかなつるし雛、商家に伝わる伝統ある雛人形、つちまるやきららちゃんなど土浦市のマスコットキャラクターの創作雛など、店舗ごとに、様々な雛人形を展示します。そのほか、協賛店では、和服来場者へのサービスを実施するなど、まちぐるみでお客様をお迎えいたします。
また、期間中の土日、祝日には、再開館記念特別展を開催している土浦市立博物館と雛まつり会場を結ぶ移動手段として、グリーン・スロー・モビリティを運行いたします。
今年も市内外からの多くのお客様に楽しんでいただきたく、「土浦の雛まつり」へのご来場を心よりお待ちしております。