市長あいさつ
暖かい陽射しを感じる日が増え、桜の開花の便りが聞かれる季節になりました。
3月は旅立ちの季節でもあります。卒業される皆さまには、これまで学んだ経験を活かし、それぞれの思いや、夢、希望を持って、新しいことに挑戦していただきたいと思います。
さて、能登半島地震の発生から2か月が過ぎました。本市では、震災直後より市職員を継続して派遣し、市役所等で義援金箱を設置するなど、被災地支援を続けております。また被災地では、一般ボランティアによる支援活動も行われるようになり、徐々に復旧・復興に向け動き出しているように思います。
ただ、私たちは、2011年3月11日の東日本大震災を経験し、復旧・復興に長い時間がかかるということも認識しております。これからも、被災地の復旧・復興に向け、全力で支援を続けてまいります。あらためて、市民の皆様にもご協力くださいますようお願い申し上げます。
この機会に、市民の皆様にはご自身の災害の備えについてもご確認ください。3月上旬号の広報紙に災害への備えについて掲載しておりますので参考にご覧ください。
土浦市中学生交換交流事業 パロアルト市派遣
この中学生交換交流事業は、本市と姉妹都市を締結しているアメリカ・パロアルト市の中学生とが、交換交流を通じて、次代を担う国際感覚に優れた人材育成を図ることを目的に実施しているものです。コロナ禍においてはウェブ上での交流を続け、令和5年6月には、4年ぶりにパロアルト市からの中学生のホームステイが再開したところです。本市からの派遣については、5年ぶりの再開となります。
派遣する生徒は、市立中学校のほか、初参加となる市内の県立と私立の中学校から、派遣を希望した市内在住の中学2年生、14名の皆さんです。
派遣期間中は、パロアルト市の中学生のお宅でホームステイをし、日常生活を体験してもらいます。また、学校や市議会への訪問、ヨセミテ国立公園視察などを通してアメリカの文化・歴史・自然に触れてもらいます。
今回の交換交流が、未来を担う中学生にとって貴重な体験となり、将来にわたって、両市の架け橋となっていただくことを願っております。
土浦桜まつり2024
今回は、3月20日(水曜日・祝日)から4月7日(日曜日)まで、亀城公園や乙戸沼公園、桜川河川敷、小町の里周辺など、市内の桜の名所を巡って楽しんでいただける企画となっています。
期間中は、例年ご好評をいただいております亀城公園や桜川のライトアップや、地域住民の皆さまのご協力による新川のライトアップ・ボンボリ等の装飾など、夜桜の幻想的な魅力を楽しんでいただくことができます。
さらに、「桜めぐりマップ」で紹介している桜の名所10か所でキーワードを集めていただくと、抽選でプレゼントがもらえる「土浦二千本桜めぐり」も実施します。
また、3月23日(土曜日)と24日(日曜日)には、亀城公園でイベントを開催するほか、まつりの期間中は、協賛事業として、マルシェの開催、真鍋の桜を楽しむ集い、日枝神社流鏑馬祭なども行なわれますので、ぜひお楽しみください。