水稲におけるカメムシ類の発生状況
水稲の品質低下や減収を招くカメムシ類の発生が増加しています! 令和7年7月10日、茨城県全域においてカメムシ類(イネカメムシ、クモヘリカメムシ、アカスジカスミカメ)の発生量が平年よりも多く観察されたとして、茨城県病害虫防除所は「病害虫発生予察注意報」を発表しました。 今後、増殖に好適な条件が続くことから、注意が必要です。
茨城県病害虫防除所「病害虫発生予察注意報」(外部サイトへのリンク)
水稲に発生するカメムシ類・・・・出穂期の籾を加害して不稔や斑点米を発生させるなど、水稲の品質低下や減収を引き起こします。
カメムシ類の防除対策
カメムシ類の被害を軽減するには、出穂期と乳熟期における2回の薬剤散布による防除が有効とされています。
本年度は、稲の出穂期が平年より早いと予想されていることから、早めの防除対策が必要です。
関連情報
植物防疫に関するお知らせ(茨城県農林水産部農業技術課)(外部サイトへのリンク)
水稲育成情報No.5(茨城県県南農林事務所 土浦地域農業改良普及センター)(pdfファイル、外部サイトへのリンク)