審議会等の名称 |
令和元年度第1回土浦市図書館協議会 |
公開・非公開の別 |
公開 |
開催日時 |
令和元年7月26日(金)午後1時30分から |
開催場所 |
土浦市立図書館 研修室3・4 |
出席者 |
委員7名,事務局3名 |
議題 |
(1)平成30年度の事業報告について (2)令和元年度の事業計画について (3)その他 |
議事結果 |
(1)平成30年度の事業報告について,事務局より説明 ・市内の小中学校は24校あるのに,学校の団体登録数が5校少ないのは,なぜでしょうか。団体の貸出冊数が増えているのに,団体数が減っている理由は,なぜでしょうか。 ⇒駐車場が利用しづらくなったことが考えられます。 ・団体貸出について,貸出手続きが大変だと聞いていますので,簡略化する方法を考えてもらいたいと思っています。 ⇒見直しなど考えていきたいと思います。 ・分館で借りた本でも,こちらに来たときに通帳に印字することは出来ないでしょうか。 ・図書館と学校の図書室の連携について,牛久市では,市内の学校図書室と中央図書館のネットワークが出来きているようです。この間で,NPO法人が本を運んでいるようです。 ⇒NPO法人に委託して配送をやっていると思います。 ・修理ボランティアについて,どういった方が参加していますか。年齢とか性別,分かりますか。 ⇒本の修理ボランティア養成講座を受講した方に,やってもらっています。40代から70代の方で,ほとんど女性です。 ・ボランティア活動について,男性の方にも,ボランティアに参加してもらえるように,取組んでいくことが良いと思います。 ・図書館の利用状況について,来館者が増えているのは間違いないことです。しかし,図書館の中心は,資料の収集・保存・提供にあるとすれば,利用した登録者が2割程度しか増えていません。来館者は倍増えているが,貸出しの方があまり増えていないことになります。この図書館のイメージが,健康や子育て,仕事の支援とかこういうものを提供してて,でも実際は,資料を利用して欲しい,本を借りて欲しいというところで,いろいろ発信し過ぎて分かりにくい部分があります。 ・レファレンスについて,年間の来館者が60万人の皆さんが,認知したら増えると思っています。 ・オンラインデータベースについて,館内に無料という表示をすれば,宣伝効果もあって利用者がもっと増えると思います。 ・学校の利用について,新しい学習指導要領では,高校など総合的な探求の時間の授業が出来るようです。図書館関係者は,こういった機会に,いろいろな調べ学習に図書館を利用してもらいたいと考えています。本来,学校の指導体制と上手く繋がっていければ,もっと図書館が使われるはずです。今後の課題として,非常に重要になってきますので,良く考えてもらいたいです。 ・大学生のボランティア募集について,将来幼児教育に関わりたい方を求むと記載されていました。そういう方以外,当日でもボランティアに参加出来る仕組みがあればと思っています。 ⇒大学生ボランティアですが,幼児教育を目指している方,司書を目指している方ということで,私たち職員の手を煩わせなくてすむような方の募集をしたところです。 ・館内のアンケートについて,どういったことを書いてもらうのでしょうか。 ⇒基本的なことと満足度5段階評価を書いてもらっています。 ・アンケートについて,関心の高い方が書いていると思います。逆に関心の低い方からも,幅広く意見を吸い上げていくのが良いと思います。また,サービスを知ってもらう,広報の手段として使ってはどうでしょうか。 ⇒来館者が増えているほど,貸出者が増えていないことから,雑誌や新聞を読まれているので,滞在中の閲読数を計りたいと思っています。 ・小中学校までの読ませる仕掛けは,上手くいってます。しかし,本を読むことの根本的な解決は,全体のカリキュラムを国全体で考えないといけないことです。 (2)令和元年度の事業計画について,事務局より説明 ・平成30年度の購入資料冊数1万7千冊と平成28年度を比較すると,どうなっているでしょうか。あわせて,図書の購入費用は,どうなっているでしょうか。 ⇒今までは,図書購入費として約1700万円の予算です。現在は,年間で約3000万円が予算です。また,冊数としましては,平成28年度が約1万冊です。 ・ティーンの子達について,進路の参考になる本やコーナーがあれば,進路について考える場が生まれると思います。 ・ボランティアについて,男性も参加することで役に立てるし,楽しみになると思っています。また,女性ボランティアが多いので,男性の方が入れば良いと思います。 ⇒気軽に参加出来るようなボランティア活動を考えていければ良いと思っています。 ・本の選定について,どういう良書を揃えていっているのか。リクエストの購入をどうしているのか。ベストセラーの冊数をどの程度揃えているのか。 ⇒リクエストは,全てを購入していません。絶版で購入出来ないものは,県立図書館や県内図書館と相互貸借制度を利用し,本を借りて利用者に提供しています。公共図書館に置くことの妥当性は,選定会議で本の購入の是非など検討します。ベストセラーは,最大で同じ本を4冊買っています。 ・学校図書室について,本来の機能のほかに,ある高校の先生が居場所づくりの環境にしました。居場所は,ブースで仕切られていて,そこに心が疲れたときに読む本が置いてあることで,高校生の自殺防止に遠い手助けになっているかもしれません。滞在して利用している方が,何を求めて来ているか考える必要があります。 ・以前,「心が疲れたら図書館においで」と呼びかけていた記憶があります。図書館には,居場所の機能があると思っていますので,こういった役割も必要でないでしょうか。 (3)第3次土浦市子ども読書活動推進計画の策定について,事務局より説明 ・アンケートの配付について,大人や高校生はどのように行いますか ⇒高校は,直接持って行きます。大人は,保育所PTA,幼稚園PTA,小中学校の各PTA,保育士,幼稚園教諭,小中高学校教諭,ボランティア,図書館協議会委員,児童クラブの指導委員に,配付したいと考えています。 ・大人は,教育や市の行政に関わっている方でしょうか。 ⇒そういう方向で,考えています。 ・一般の方へのアンケートについては,考えてないですか。 ⇒今現在は,考えていません。 ・大人の一般利用者の意見もあれば,幅広い視点でのアンケート結果が得られるのでないかと思います。 ⇒子ども読書活動推進が前提で,大人の利用は想定してないため,子どもに関わる立場の人達が対象となっています。 ・子ども読書活動推進計画策定委員会については,どのようなものでしょうか。 ⇒市役所内の子どもに関わっている部署の部長や課長で構成されております。 ・図書館協議会の意見は,どう反映させていくのでしょうか。 ⇒策定委員会で参考にしたいと考えております。 |
審議会等の事務局 |
土浦市立図書館 管理係 電話 029-823-4646 FAX 029-822-3316 |
令和元年度第1回土浦市図書館協議会(令和元年7月26日開催)
このページの内容に関するお問い合わせ先
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〒300-0036 茨城県土浦市大和町1-1 土浦市立図書館
電話番号:029-823-4646
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- 【更新日】2019年9月24日
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