市長記者会見 令和7年11月4日

20251104記者会見

市長あいさつ

 皆さん、こんにちは。秋が深まり、冬の足音を実感する季節となりました。
 まずは、第94回土浦全国花火競技大会を多くの皆様のご支援・ご協力のもと、無事に開催できましたことを心より感謝申し上げます。当日は絶好の花火日和で、県内外からお越しいただいた多くの方々に、100周年記念大会にふさわしい大輪の華をご堪能いただけたことと思います。
 私も全国屈指の匠たちによる美しい花火の演出に圧倒されるとともに、花火師の皆さまのたゆまぬ努力と研鑽を感じることができ、胸が熱くなりました。
記念すべき大会を滞りなく終えることができましたのも、観客の皆様、花火関係者の皆様、ボランティアの皆様をはじめ、大会運営に携わっていただいた全ての皆様のお力添えあってのことと、重ねて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

不妊治療費助成事業

 本市では、11月1日から、不妊症の治療に取り組まれているご夫婦を支援するため、治療にかかる費用の一部を助成します。
助成の対象となる治療は、本年4月1日以降に治療を終了した不妊治療において、保険診療と併用して実施する保険適用外の先進医療です。この事業は、1回の治療の初日から申請日まで県内に居住する方で、治療終了時に本市に居住する方が対象となります。
 助成額は1回の治療につき4万円を上限額としており、助成回数は、対象条件によって、最大6回まで可能です。不妊治療に係る経済的な負担を軽減し、治療の選択肢を広げることで、こどもを望むご夫婦が安心して治療に臨んでいただけれるよう支援します。

「子どもを守ろう!オレンジリボンたすきリレー2025」の実施

 「子どもを守ろう!オレンジリボンたすきリレー2025」は茨城県児童福祉施設協議会等が主催し、本市においてもその趣旨に賛同し、後援をしております。今年で13回目となる本事業は、児童虐待防止の象徴であるオレンジリボンをたすきに仕立て、児童養護施設職員や市職員らがリレーでつなぎ、児童虐待防止を啓発します。
 11月7日午前8時10分に、うらら大屋根広場を出発したランナーは、「子どもを守ろう!」を合言葉に、たすきをつなぎ、ゴールの茨城県庁を目指します。このたすきリレーを通して、児童虐待から子どもを守るために、市民の関心と理解の一層の向上に努めてまいります。

「女性に対する暴力をなくす運動」啓発事業

 国では、毎年11月12日から25日までの期間、「女性に対する暴力をなくす運動」を実施し、地方公共団体・女性団体などに協力を呼びかけ、啓発活動を行っています。
 本市におきましては、日頃より女性に対する暴力の根絶に向けて取り組んでおりますが、この期間は土浦市女性団体連絡協議会と協働で啓発を強化してまいります。具体的には、内閣府が全国的に展開しているパープル・ライトアップに協力し、国の啓発期間に併せてうらら大屋根広場やペデストリアンデッキスカイリング、駅西口広場シースルーエレベーターを紫にライトアップします。これは暴力の根絶を広く呼びかけるとともに「ひとりでは悩まず、まずは相談してください」というメッセージが込められているものです。
 また、本庁舎1階総合案内横や2階ロビー、各中学校地区公民館に、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンと児童虐待防止運動のシンボルであるオレンジリボンの2色のリボンを装飾したツリーを設置するとともに、ポスターの掲示や、相談窓口などを記載したリーフレットの配布を行い、DV防止と児童虐待防止の一体的な啓発を行います。
 その他、男女共同参画センターでは、本運動の啓発パネル展の実施、市立図書館ではDV防止関連コーナーを設置し、女性に対する暴力をなくすための啓発を行います。

れんこん掘り体験&サイクリング

 11月17日はれんこんの日です。日本一のれんこん産地土浦の認知度向上及び土浦の魅力発信を行うため、11月16日に土浦ブランド認定品であるれんこん焼酎の名前でもある「恋婚れんこん」にちなみ、カップルや夫婦を対象としたイベントを開催します。
 ご応募いただいた中から、抽選によって選ばれたカップル・ご夫婦の方々には、イベントを通して、れんこん掘りやサイクリングなど、土浦の魅力を存分に感じていただくとともに、土浦の地域の宝であるれんこんを通じて、絆を深めていただきたいと思います。
 

第22回土浦カレーフェスティバル・第49回土浦市産業祭

 11月22日からの3連休におきまして、これまで同日に開催していた「土浦カレーフェスティバル」と「土浦市産業祭」を、それぞれ独立した形で開催します。そして、両イベントの内容を一新し、より魅力的で多彩な体験を提供できるようリニューアルします。
 まず、「土浦カレーフェスティバル」は、「つちうらカリー物語」の普及と発展を目指し、11月22日と23日にJ:COMフィールドにて開催します。土浦のカレー店22店舗と全国のカレー店14店舗のあわせて36店舗のカレー自慢が一堂に会し、さまざまな味をお楽しみいただくことができます。新たな取組といたしまして、会場横のサブグラウンドにおいて、全国のクラフトビールが楽しめるブースや、スイーツのキッチンカーなども出店します。
 また、子どもたちに楽しんでいただけるよう「キララちゃんバス」への絵を描くコーナーも設置し、完成したバスは、後日、市内を走行する予定です。その他にも、鹿島アントラーズによるキックターゲットや、ラッキーFMによる公開収録など、幅広い世代が楽しめる様々な企画をご用意しております。
 次に、本年度で49回目を迎える「土浦市産業祭」は、11月24日に開催します。地域の生産者や事業者の皆さまと市民の皆さまとの交流を一層深めることを目的に、昨年度49の事業者を大きく上回る75の事業者にご協力をいただく予定です。新たに本物のミニショベルカー乗車体験やVRによる高所作業体験、手回し発電体験などができます。また「大鍋で楽しむ日本一のレンコン」の販売、山形県天童市による玉こんにゃくや芋煮の販売など、多彩な催しを企画しております。さらに、大屋根広場では仮面ライダーの握手撮影会や吉本芸人によるステージパフォーマンスを開催するなど、ご家族皆さまで楽しめるイベントが盛りだくさんです。

天童フェア(秋)の開催について

 山形県天童市と土浦市は、それぞれの観光行事への参加や特産品の展示・販売を通して、地域間における人的・物的交流を進めるため、平成12年に「天童市と土浦市との相互交流に関する協定書」を締結し、観光物産交流を進めております。
 本市では、毎年、初夏のさくらんぼの時期と秋のラ・フランスとりんごの時期に「天童フェア」を実施しており、毎回多くの来場者で賑わっております。
今年の天童フェアは、土浦市産業祭の開催にあわせて、11月24日に、土浦まちかど蔵および小町の館の2会場で開催します。採れたてのみずみずしいラ・フランスやりんごをはじめ、天童市の特産品を多数取りそろえております。多くの皆様に味わっていただきたいと思います。
 11月の三連休は、さまざまな催しがございますので、食べて、飲んで、遊んで、土浦の秋を心ゆくまで満喫していただければと思います。

第14回光がつくる“Art”水郷桜イルミネーションについて

 光がつくるアート水郷桜イルミネーションは、毎年、事業に賛同する市民・企業有志で組織する推進委員会が主催となって開催しております。広げよう「人の輪」、育てよう「光の輪」、深めよう「光の絆」をテーマとして、霞ケ浦総合公園の風車前広場に、土浦市を連想させるイルミネーションを飾ることで、冬の憩いの場としての更なる魅力化を図るとともに、湖畔ににぎわいを創出し、豊かな市民生活の実現や地域社会の発展に寄与するものです。
 開催期間は、11月22日から1月12日までの52日間、点灯時間は午後5時から午後9時まで、会場を彩る電球数は約19万球を予定しております。今年は、新しい試みとして、地域への思いを発信することを目的とした、学校・企業等が作成したオリジナルイルミネーション作品の展示を行います。点灯式は、11月22日に午後4時30分からオランダ風車前広場にて開催します。
 また、点灯式と共同開催といたしまして、「台南通り」認定式を執り行います。本市と友好交流都市協定を締結した台南市において、令和6年11月に高鉄台南駅近くに新設される道路を「土浦街」と認定していただき、12月には台南市の黄偉哲市長にお越しいただきました。
 このことから、更なる交流を深めるため、本市においても、霞ケ浦総合公園外周道路である市道大岩田20号線を、台南市の名前を冠した道路「台南通り」として認定いたします。当日は、台北駐日経済文化代表処副代表の蔡明耀公使夫妻をお招きし、認定書と道路標識プレートの贈呈とイルミネーションの点灯にご参加いただきます。
 式典当日は常総学院の生徒によるパフォーマンスやシルバニアファミリーショーのほか、カウントダウン点灯、豪華賞品が当たる抽選会などを実施します。そのほか、イルミネーション点灯期間中の12月13日と14日には、市内の飲食店・雑貨店が一堂に集う「ほしぞらマルシェ」を開催いたします。是非、多くの皆さまにお越しいただきたいと思います。

第78回土浦市美術展覧会の開催について

 土浦市美術展覧会は、昭和22年から開催しており、今年で第78回を数える茨城県内で最も歴史ある美術展覧会です。市内外から多彩なジャンルの作品を募集し、11月29日から12月7日までの期間、芸術文化の拠点であるアルカス土浦1階、土浦市民ギャラリーで開催します。
 また、表彰式を11月30日午後1時から行います。会期中の土曜日・日曜日には、展覧会の運営や作品の審査をしている委員の皆さまが、作品鑑賞のポイントを解説する「ギャラリートーク」を実施いたします。市内最大規模の美術展覧会ですので、ぜひ、ご来場ください。 

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広報広聴課 広報広聴係(広報)

〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号 土浦市役所(本庁舎 3階)

電話番号:029-826-1111(代) 内線2331・2349・2396 

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  • 【更新日】2025年11月5日
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