- 市長あいさつ
- 「観光帆曳船の操業」について
- 「夏休みファミリーミュージアム」について
- 「認知症分野における官民連携セミナーinつちうら」について
- 「土浦キララまつり2024」について
- 「機動警察パトレイバー」の新たな取り組みについて
市長あいさつ
皆さん、こんにちは。関東地方は、先月21日に例年より14日遅く梅雨入りしました。
この時期は、気温や湿度が高く、体調管理が難しい季節です。今年も猛暑が予想されております。暑さから、自分の身を守るために、まずは、室内のエアコン等により涼しい環境で過ごしていただき、その上で、こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしましょう。また、乳幼児や高齢者の方は熱中症になりやすいので特に注意し、周囲の方も声かけをしてまいりましょう。
なお、本市では、地区公民館とイオンモール土浦様の9か所にクーリングシェルターを設置しておりますが、7月1日より、新たにウエルシア様の8店舗が加わりました。暑い夏を乗り切るためにも、このような施設をぜひご利用ください。
次に、今月26日からパリ2024夏季オリンピックが開幕します。水球男子日本代表として、本市出身の大川 慶悟選手が出場されます。大川選手は、リオ、東京、今回のパリと3大会出場されています。みんなで応援しましょう。
「観光帆曳船の操業」について
霞ケ浦に夏の訪れを告げる「観光帆曳船」の操業が、いよいよ始まります。
ワカサギ漁が解禁となる7月21日(日)を皮切りに、10月14日(月)までの期間中の毎週土曜日・日曜日・祝日に、霞ケ浦湖上において、本市が所有する2艘の帆曳船を操業いたします。
帆曳船は、もともとワカサギやシラウオ等を採る「帆引き網漁」を行う船で、現在は観光用として操業していますが、その技術は「国選択 無形民俗文化財」にも選定され、また、令和3年度には「第43回サントリー地域文化賞」を受賞するなど、観光資源としてだけでなく、霞ケ浦漁業の伝統を後世に伝えるための、極めて重要な文化財となっています。
土浦港からは、「ホワイトアイリス号」の見学船が運航されており、湖上から帆曳船を間近で感じていただくことができます。
また、8月4日(日)には、キララまつりにおいて、かすみがうら市と本市の3艘による合同操業を行い、9月22日(日)には、かすみがうら市、行方市と本市の三市合同操業において6艘の帆曳船が一斉に湖上に浮かびます。「白い帆」いっぱいに風を受け、湖面を進む迫力ある姿を、是非、たくさんの方にご覧いただきたいと思います。
「夏休みファミリーミュージアム」について
土浦市立博物館と上高津貝塚ふるさと歴史の広場と共同で開催する「夏休みファミリーミュージアム」について、ご説明いたします。
本企画は、毎年、小・中学校の夏休み期間中に、親子を対象として、郷土の歴史と文化に親しんでもらうことを目的に開催しています。博物館では、「土浦の洪水記録と水の恩人・色川三郎兵衛」をテーマに、土浦をおそった洪水の記録や、水害から町を守るために活躍した色川三郎兵衛について紹介します。
上高津貝塚ふるさと歴史の広場では、「掘り起こされた焼き物たち」をテーマに、市内の遺跡から発掘された出土品について、小中学生向けに解説します。その他、各館では、親子一緒に楽しんでもらえる講座やイベント企画しておりますので、ぜひ、皆さんでお越しください。
「認知症分野における官民連携セミナーinつちうら」について
「認知症分野における官民連携セミナーinつちうら」について、ご説明いたします。
本市では、認知症の関心と正しい理解を深めるため、昨年4月に「つちうら認知症バリアフリー宣言」を行い、認知症の人や家族の声及び視点を重視しながら、市民・社会・行政が一体となって、認知症に優しいまちづくりを目指しているところです。今回のセミナーは、8月2日(金)午後2時から、市役所2階の男女共同参画センターで行います。
セミナーでは、官民あげて、認知症バリアフリーに向けた取り組みをさらに加速させるため、土浦市や、市内企業の取り組みなどを紹介してまいります。
また、講演会では、講師に、株式会社日本総合研究所 紀伊信之氏をお招きし、民間企業への期待や、官民連携の他地域事例をテーマとしてご講話いただくとともに、意見交換会を行います。
さらに、このセミナーを踏まえ、9月の「つちうら認知症バリアフリー月間」では、認知症の本人と家族の社会参加や必要な支援となれるよう、市内企業等とのマッチングを図ってまいりたいと思っておりますので、ぜひ多くの企業の皆様の参加をお待ちしております。
「土浦キララまつり2024」について
「土浦キララまつり2024」についてご説明いたします。
今年の「土浦キララまつり」は、8月3日(土)と4日(日)の2日間、両日とも土浦駅前通りから亀城公園前道路を歩行者天国にし、開催いたします。
3日は、市内等10校の高校生による「学祭TSUCHIURA」や、昔から土浦での盆踊りの定番となっている「新郷土民謡おどり」が行われるほか、「七夕おどり」では、流し踊りが復活し、参加者が会場を練り踊ります。
また、亀城公園前では、高さ約10mの実物大の大型ロボット「パトレイバー」が出現し、夜には、霞ケ浦湖岸で、花火が打ち上がります。
4日の祭りの最後には、山車の競演を行い、土浦キララまつりのフィナーレを飾ります。ぜひ、多くの皆様にご来場いただき、参加者も来場者も一体となって、土浦の夏を楽しんでいただきたいと思います。
「機動警察パトレイバー」の新たな取り組みについて
「機動警察パトレイバー」の新たな取り組みについてご説明いたします。
本市が重要な舞台の一つとなっている「機動警察パトレイバー」を活用した取り組みにつきましては、これまで、賑わい創出に向けて起爆剤となるよう、誕生30周年を記念した企画展の開催を皮切りに、
・「グリフォン」像の設置 ・デザインマンホールの作成 ・マンホールカードの配布 など、
次々と趣向を凝らした取り組みを実施してまいりました。
このたび、新たな取り組みとして、2つの事業を実施いたします。
まず1つ目は、「土浦キララまつり」でもご紹介いたしましたが、8月3日(土)に、亀城公園前にて、実写版映画でも登場いたしました実物大ロボット「イングラム」(高さ10m、横幅4.5m)のデッキアップイベントを行います。
さらに、このデッキアップイベントを盛り上げるために、
・パトレイバー広報室担当であるタレントの喜屋武ちあきさんや、
・実写版にも出演され、そのほか、数々のアニメ出演されてきた声優界の巨匠 千葉繁さん、
・日本を代表するアニメ作品を手掛けてこられたメカデザイナーの出渕裕さん
によるトークイベントや、コスプレイベントも開催いたします。
2つ目は、第4弾となりますマンホールカードを、7月26日(金)から亀城プラザにて配布します。カードの配布にあわせて、同日から1週間、亀城プラザにて、パトレイバーのフィギアと、操縦席や劇場版で登場する「方舟」の模型などを展示します。
是非、多くの皆様にお越しいただき、マンホールカードを片手に、土浦の町並みを背景に立ち上がる、実物大イングラムの圧巻な迫力を大いに楽しんでいただければと思っています。