市長あいさつ
市民の皆様におかれましては、輝かしい初春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。昨年は、希望に満ちた新しい未来に向けて、これまで種を蒔いたものが徐々に実を結び始め、明るい兆しが見えてきております。
また、全国的に人口減少が進む中、平成12年をピークに減少を続けていた本市の人口は、増加に転じ、令和5年の国の人口移動報告においても、転出者よりも転入者が多い「転入超過数」が、茨城県内で2番目に多い市として公表されました。都心からのアクセスのしやすさとともに、豊かな自然が残る本市の魅力に、全国から関心が集まってきていると感じております。
私は、市政を担わせていただく中で、故郷を聞かれた時に胸を張って、「土浦です」と答えられるまち、もし土浦を離れても、「必ず帰ってきたい」と思ってもらえるまちにしたいという、強い想いを持っています。そして、その想いを実現するため、様々な事業に全力を尽くしてまいりました。
今後も、「夢のある、元気のある土浦」の、さらなる飛躍に向けて、本市の未来をしっかりと見据えながら、これまで以上に果敢にチャレンジし、強い決意と覚悟を持って、市政に取り組んでまいりますので、引き続き、ご支援とご協力をお願い申し上げます。
地域連携公共ライドシェアの運行開始
つくば市・下妻市・牛久市そして本市の4市で行う地域連携公共ライドシェア事業が、いよいよ始まります。
昨年10月から募集していたドライバーにつきましては、全体で76人の応募があり、つくば・土浦エリアでは、現時点で目標人数に達し、41名となりました。現在、運行に向けた準備を行っているところですが、14日からプレ運行を行い、27日から本格運行を始めます。
プレ運行は、ドライバーの習熟を目的として行うため、運賃は無料となります。また、本格運行では、事前予約の場合の運賃は600円です。予約は1週間前からできますので、たくさん方に利用をしていただければと思います。
私も本格運行初日の27日夕方に試乗する予定です。
友好交流都市・台南市への団体訪問
台湾・台南市とは、友好交流都市の締結以後、交流の一環として、学校給食において、「台湾メニュー給食」を実施し、食を通じた交流を行ったり、小学生同士でのオンライン交流を行ったりと、子供たちの交流を盛んに行ってまいりました。
今回の訪問では、産業やサイクリングを始めとする観光による交流や連携を深めるための団体訪問を行います。日程につきましては、1月16日から19日までの4日間を予定しております。
私とともに、土浦市議会議員、土浦商工会議所様と、JA水郷つくば様の代表者、合わせて11名でまいります。この訪問を通じて、本市の魅力ある産業や観光を積極的にPRするとともに、両市の友好の絆がより強力なものとなるよう、努めてまいります。
文化財防火デー防火訓練
今年度も、1月26日の「文化財防火デー」にあわせて、1月27日に、国指定工芸品「銅鐘」のほか、県や市の指定文化財がございます般若寺で実施いたします。
当日は、文化財愛護の会や、土浦小学校5年生の皆さん、近隣住民の皆さんにご参加いただき、通報訓練や、初期消火訓練、煙体験、消防車両による放水訓練などを行う予定です。
土浦市防災講演会
今年度の土浦市防災講演会は、2月2日にクラフトシビックホール土浦で開催いたします。近年、地震や台風、大雨といった自然災害が頻発し、各地で甚大な被害が発生しています。
特に昨年は、能登半島において1月に発生した地震と9月に発生した豪雨の“二重被災”により甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところです。災害はいつどこで起こるか分からないからこそ、防災・減災の重要性を理解し、備えることが大切です。
今回の防災講演会は、LuckyFM茨城放送 アナウンス室長であり、防災士の資格を持つ、菊地真衣さんを講師にお招きしました。
菊地さんは、ラジオを通して、防災の重要性について、わかりやすく伝えてくださっており、今回の講演を通して、多くの方に防災について関心を持っていただけるものと、期待しております。ぜひ、会場まで足を運んでいただければと思います。